語源で英単語を覚えると効率がハンパない

語源で英単語を覚えると効率がハンパない

英単語を覚えていく上では英単語帳を愚直に何周もするというのが基本的な暗記方法だと思いますが、語源を覚えると暗記の効率がかなり上がります。今回は英単語を語源で覚えるとはどういうことか実例とおすすめの本を一緒に紹介します。語源で英単語を押さえることで効率的に多くの英単語を学ぶことができます。

英単語帳を何周もしているはずなのに英単語をすんなり覚えることができないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。今回はある程度、英単語帳をやり込んだ人向けに英単語を「語源で覚える」ということを紹介したいと思います。まだ英単語にまったく触れていない人は一周でいいので、今使っている英単語帳をやってみてから語源学習法を試してみてください。

語源学習法とは

「語源で覚える」というのは英語をパーツに分解し、パーツごとの意味・語源を理解するという学習方法の一つです。例えば、preという文字が頭についている英単語をたくさん見たことがあるかと思いますが、このpreには「前に」という意味があります。例えば、「予言する」という意味のpredictは、

「pre(前に) + dict(言う・示す)」 = 「前もって言う ⇒ 予言する」

という2つの意味のパーツから成り立っています。確かにdictというパーツも、dictionary(辞書)やdictation(書き取り)など「言う・示す」といったことに関連する言葉に使われています。このように様々な英語の語源を学ぶこと、体系的に英単語を暗記する手助けになるのが語源学習法のいいところといえます。

語源の実例

上記のpre(前に)やdict(言う・示す)の他にもこのような語源があります。

close, clude = 閉じる

closeやcludeが付く言葉を見たことがあるかと思います。closeやcludeは「閉じる」という語源となっており、下記のような意味があります。

disclose = 「dis(否定、~でない) + close(閉じる)」 ⇒ 「(閉じないで)発表する」
exclude = 「ex(外に) + clude(閉じる)」 ⇒「除外する」
enclose = 「en(中に) + close(閉じる)」 ⇒ 「同封する」

close自体に閉じるという意味があるためにイメージしやすい語源の一つだといえます。

duct, duce = 導く

ductやduceがつく英単語もよく見かけるのではないでしょうか。ductやduceには「導く」という意味があります。

abduct = 「ab(離す) + duct(導く)」 = 「誘拐する」
conduct = 「con(共に) + duct(導く)」 = 「案内する」
educate = 「e(外に) + duct(導く) + ate(動詞化)」 = 「教育する」

ductやduce自体では意味が連想しにくいかもしれませんが、上記のようにductやduceのついた単語と一緒に意味を考えてみると「導く」という意味がしっくりくるでしょう。

ject, jet = 投げる

jectやjetには「投げる」という意味があります。ジャンボジェットなどは、空に向かって投げられるように離陸するので語源のイメージもしやすいのではないでしょうか。jectやjet関連の単語には以下の様なものがあります。

inject = 「in(中に) + ject(投げる)」 = 「注入する、注射する」
reject = 「re(後ろに) + ject(投げる)」 = 「断る、拒絶する」
object = 「ob(向かって) + ject(投げる)」 = 「反対する」

投げる方向が中なのか、後ろなのか、向かってなのかによってそれぞれ意味が異なります。このように考えると似ている単語のイメージもつきやすいのではないでしょうか。

おすすめの参考書

個人的には下記の参考書がイラストが豊富にのっており、語源のイメージがつきやすいのでオススメしています。紹介している語源も100と多く、この参考書を一通りやるだけで500語~600語程度の単語を一気に体系的に理解することができます。

連装式にみるみる身につく語源で英単語

語源を紹介しているサイト「Gogengo」

もしまずはお金をかけずに語源で覚えるということについて検討したいのであれば、無料で使えるWebサイト「Gogengo」がオススメです。

「Gogengo」もよいサイトなのですが、若干掲載単語数が少なく、例えば、前述のpredictなんかは掲載されておらず、この部分がデメリットといえます。とはいっても無料でかなり豊富な語源について学ぶことができるので、試しに使う分には困らないでしょう。このサイトを使ってみて、語源学習法に興味を持って本格的に取り組みたいとなった場合に、参考書を買えばよいと思います。

あくまで英単語を1週以上した人が対象

冒頭で触れましたが、この勉強法をオススメするのはあくまで、一周以上、英単語帳に触れた上でもっともっと効率よく英単語を学びたいという人が対象です。一周でも英単語帳をしていれば、「今回紹介した英単語もあー見たことある」とか「なるほど確かにパーツごとの意味考えるとわかりやすいよね」と感じられると思いますが、何も英単語の事前知識がないと「ふーん」となるだけで効果が薄いと考えられるためです。

この勉強法はあくまで単語をある程度覚えた人がより効率的にたくさんの言葉を覚えたい時に有効だというのは予め理解してほしいと思います。

最後に

個人的には根性論も嫌いではないですが、いやいや机に齧りつきながら勉強するよりも、新しい発見や勉強を楽しく続けられる仕組みを考えるのがよいと思っています。語源学習法は苦行になりがちな英単語の暗記において新しい視点と効率を与えてくれるものだと思うので、興味を持ってくれた人はぜひ一度試してみてください。単語力は英語の基礎体力とも言える重要なものなのでできるだけ効率的にたくさん覚えるようにしましょう。

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慶應法学部卒業、卒業後は総合商社の伊藤忠商事に勤務。その後大学生のための就職活動情報サイトunistyleを運営するUnistyle株式会社を創業。高校時代から将来を考えた大学学部選びをしてほしいと思って記事を書こうと思っています。

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