大学受験でもリスニングが重要!王道の英語リスニング勉強法

大学受験でもリスニングが重要!王道の英語リスニング勉強法

英語のリスニングはセンター試験の一部と国立の二次試験でしか課されることがないため、ほとんど勉強しない学生も多いと思います。そんなリスニングですが、実は長文読解のスピードアップや英作文に効くなど効率のよい勉強だったりします。今回はリスニングの効果に加えて王道の勉強法について説明したいと思います。

リスニングは配点も少ないし後回しでいいやとないがしろにしてしまっている受験生も多いのではないでしょうか。しかしリスニングは長文読解のスピードアップや英作文にプラスになるなど総合的に英語を伸ばしてくれる勉強だったりします。

リスニングはすぐには点数が伸びない分野ですが、一度伸びてしまうと下がりにくいため、早めに対策することが求められます。この記事も参考に早めにリスニング対策にとりかかってみてください。

リスニングは英語の総合力が求められる

リスニングでは英語力の全てが求められます。単語力はもちろん、英語の文章を素早く処理する力、構文に対する理解力もなければ英文を読まれたまま理解することはできません。そのためリスニング力を伸ばすことはその他全ての能力を伸ばすことにもつながります。リスニングはある程度、簡単な対話や文章で構成されることが多いため、リスニングで流れた内容をそのまま暗記することで英作文にも応用が効くでしょう。

現在の大学受験のリスニングの配点が低いためにあまり注目されていませんが、このようにリスニングは英語の力を総合的に高める非常に効率のよい勉強法だったりします。ビジネス英語力をはかるTOEICや海外大学の留学のために必要なTOEFLなどのテストを受ける人は配点が高いこともあり、かなり多くの時間をリスニングに割き効率的に勉強しています。

リスニング勉強法に必要な英語力はセンター英語で120点レベル

このようにリスニングは英語を総合的に伸ばしてくれる素晴らしい勉強法ですが、そのためある程度の英語力が求められます。かなりはやいスピードで英文を理解する能力が求められるため、そもそも簡単な英文を読んでさっと理解できるレベルの英語力がないと、リスニングの勉強をするのはかなりきついです。

一つの目安としてはセンター試験で平均点より少し高い120点レベルの英語力があった方が効率よくリスニングで勉強することができると思います。この点数に達していない人はまずは単語力や文法力を伸ばして120点レベルに到達するようにするのがいいでしょう。

すでに120点レベルにある人はリスニングで勉強するのに十分な単語力と文法力を身に着けていると思いますので、これから紹介する方法でどんどん勉強を進めていってもらいたいと思います。

リスニングの教材はセンターと志望大学の過去問で十分

さて勉強しようとなると、どの参考書がいいのか考えたくなるかもしれませんがリスニング対策に関しては、センター試験および志望大学の過去問で十分です。もし過去問対策期に対策したいから過去問を使いたくないということであれば、各予備校の志望大学プレの過去問などで代替すればよいでしょう。

センター試験の問題が比較的簡単なので、センターのリスニング過去問を何年分もやってだいぶ聞こえるようになってきて物足りなく感じ始めたら志望校の過去問のリスニング問題に手をだすようにしましょう。

例えば上記で紹介している代ゼミが提供している東大入試プレであれば6回分のテストが含まれているのでこの1冊で相当勉強することができます。今回紹介する勉強法では解いたら終わりではなく、一つのリスニング教材を何度も何度も解くことになるので1冊あれば十分勉強できるでしょう。

リスニング王道の勉強法①:まずは普通に解いてみる

まずは解けなくても構わないので一度、本番の試験さながらに解いてみましょう。全然解けなくても構わずに進めて集中して一回の試験を解ききるようにしましょう。意外に1回のテストを集中し続けるのも、頭に負担がきます。わからなすぎて集中力が切れそうになるかもしれませんが、わからないなりに知っている単語を聞き取ることができない考えながらできるだけ集中して解いてみてください。

解き終わっても答え合わせをせずに、解答はみないでおきましょう。解答を見てしまうと次に行うディクテーションでの英語力アップが半減してしまいます。解答をみたい気持ちをぐっとこらえて次の勉強法のフェーズにうつってください。

リスニング王道の勉強法②:ディクテーション

ディクテーションとは読まれている文章を一言一句聞こえる通りに書き取るだけの極めて単純な勉強法のことです。かなり地道な勉強方法ですが、着実にリスニング力だけでなく、語彙力、文法力、構文力を高めてくれる勉強法です。

方法としては先程解いたリスニング問題を一文一文区切って聞き取り、その一文を一言一句そのまま書き写します。もし一文を一度聞いただけでは聞き取れないようであれば、何度か聞いてみてそれでも聞き取れないようであれば次の文に飛ばして進んでください。すぐに諦めてしまうと効果は薄く、また粘りすぎてこの勉強法自体が嫌になってしまっても本末転倒なので、自分が無理なく続けられる範囲でやってみてください。

一つの設問を最後まで書き取りを終えたら、解答のスクリプトを見ながら答え合わせをしましょう。びっくりするほど英文は簡単なのに、全然聞こえていないことに驚くかもしれませんが、それが普通です。じっくり読めばわかる単純な構成の英文でも、話すスピードで読まれるとまったく理解が追いつかないことに気づくだけでも大きな進歩です。リスニング対策を終えると話すのと同じスピードで英文を理解できるようになり、長文読解力にもつながります。

もしこの時点で何度聞いてもさっぱりわからない場合は教材が難しすぎる可能性があるので、センターレベルのリスニングを行うかもう一度、単語や文法についておさらいしてからチャレンジしてみるとよいかもしれません。

リスニング王道の勉強法③:オーバーラッピング

さてディクテーションを1回、2回、3回と繰り返し、ディクテーションでほぼ間違えることがなくなったら次の段階であるオーバーラッピングに進みます。オーバーラッピングとは英文のスクリプトを見ながら一緒に発音していくものです。ディクテーションでゆっくりなら聞き取り、理解できるようになった英語を今度はネイティブが話すスピードと同じスピードで読み上げます。

こんなに聞き取れるようになって、理解のスピードも追いついてきたのに、オーバーラッピングで一緒に発音しようとすると意外に苦戦するかもしれません。オーバーラッピングについてもディクテーション同様に1回、2回、3回と何度も繰り返してなめらかに話せるようにしましょう。

リスニング王道の勉強法④:シャドーイング

リスニング勉強の最終段階はシャドーイングです。シャドーイングとは、英文のスクリプトを見ずに聞こえてきた英語のコンマ数秒後に発音していくものです。暗記したものを発音するのではシャドーイングの効果が薄れてしまうので、必ず英単語が聞こえた後に発音するのがポイントです。これまでオーバーラッピングであれば発音できていたものが、スクリプトがなくなった瞬間に非常に難しく感じると思います。

大学受験の問題よりも難しいTOEICやTOEFLを勉強している人でもシャドーイングを最初に始めるとかなり苦戦するので苦戦したのであればもう一度オーバラッピングに戻るなどしながら根気よく取り組んでみてください。

新しいリスニング題材に手をだすよりも一つの題材をじっくり

これは単語帳などの勉強とも同じですが、リスニングにおいては特に新しい教材や題材に手をだすよりも、1つ1つの問題に対して丁寧に向き合って理解することが実力向上の近道です。

ディクテーションもオーバーラッピングもシャドーイングもどれも根気のいる勉強法ですが1ヶ月から3ヶ月程度毎日続けるとその効果を実感できるでしょう。30分〜90分程度毎日リスニング英語に触れることでリスニング力だけでなく、英語の総合力が伸びるのでぜひ継続してほしいと思います。

最後に

「何のために大学受験の勉強をするのか」悩んでしまう人にとっても英語の勉強はその意義を感じやすいといえます。そしてリスニング力が向上すると、字幕で見ていた映画の一部を英語できくことができたり、Youtubeなどで英語のコンテンツを楽しめるようになるなど、その先に広がる世界は果てしなく広いといえます。今回ご紹介した英語の勉強法はかなり地道で根気のいる勉強方法ですがぜひ、続けることでリスニングだけでなく総合的に英語の力を高めていただければと思います。

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慶應法学部卒業、卒業後は総合商社の伊藤忠商事に勤務。その後大学生のための就職活動情報サイトunistyleを運営するUnistyle株式会社を創業。高校時代から将来を考えた大学学部選びをしてほしいと思って記事を書こうと思っています。

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