早稲田・旧帝大の論述対策に最適!現役早大生による「現代文と格闘する」のススメ

早稲田・旧帝大の論述対策に最適!現役早大生による「現代文と格闘する」のススメ

早稲田や旧帝大、一橋大学といった上位国立を志望する人は確実にやった方がいいです。難易度的には早稲田の実際の現代文の標準レベルですが、良問揃いで記述・論述力が圧倒的に鍛えられる参考書です。

◆この参考書の特徴

キーワード解説、読解テクニック、実践編の3部構成になっています。

第一部のキーワード編を読み飛ばす人が多いがこの部分も反復して読み込むことが必要です。
現代文は内容が難しければ難しいほど、文章のテーマに関する知識が必要になってきます。入試現代文のテーマで頻出なのが「科学と宗教」「東洋と西洋」といったものですが、こうした知識をまとめるためにも第一部は重要です。このような勉強はやみくもに文章を解きまくるよりも効率的かつ、確実なのでオススメです。この第一部の「キーワード」を重点的にまとめた参考書として「現代文キーワード読解」がありますが、こちらをやっていれば第一部はそこまで重点的に勉強をしなくてもよいかも。キーワードに弱点を持っている人はこちらを初めて見てもいいかもしれません。

第二部、第三部は実際に問題を解くパートですが、難易度は参考書の中ではかなり高い。
記述が多いので、文章に対する正確な理解(≒文章で「何が主張されているのか」を把握すること)が求められます。文章の1つ1つに時間をかけてもいいですが、こちらも何度も復習する必要があります。

◆この参考書の長所、短所

長所

満遍なく様々なテーマが取り上げられており、文章、設問共にレベルが高いです。
解答に明確な根拠がないと正解しにくいようになっており、良問であると言えるでしょう。
早稲田や旧帝など上位国立の過去問を解き始める前にやるのが最適です。特に、現代文で非常に重要なキーワードやテーマについても解説が詳しく、このような知識をあらかじめ覚えた状態で、現代文を読むと論理の展開を先読みできるようになり、合格にぐっと近づくといえます。

短所

ボリュームがあるので、何度も読み込んで復習するとなるとかなり時間がかかります。
現代文の参考書としては総仕上げのレベルなので、基礎が固まっていないと太刀打ち出来ずほとんど意味がありません。ある程度現代文をやってきた学生がやればこの問題は解消されます。

◆この参考書をオススメするレベル

東大をはじめとする最難関国立や、私大現代文最難関の早稲田大学の対策をしたい受験生。
加えて、小論文の場合でも、現代文の理解はある程度必要という観点から慶應小論対策にもなります。

難しすぎるという学生は「入試精選問題集7現代文」がオススメ。

筆者自身、「とにかく量をこなせばいい」という思いから、現役時は実力が伴わないまま取り組んでいましたが、あまり効果は感じられませんでした。浪人時に改めて解きなおして初めて効果を実感した。何度も解きなおして復習することが大事だと思います。

◆この参考書を使ったおすすめの勉強法

第一部のキーワード部分は理解&暗記。人に説明できるレベルまで定着させるのが理想的です。

第二部、第三部に関して、最初は時間を気にせず、1問1問の回答の根拠を明確にすることが大事。
基本的には参考書に指示に沿ってやれば問題なし。

◆最後に

この参考書は早稲田の文系にとって必須レベルの良書です。
これを完全にマスターすれば早稲田の現代文にある程度対応できます。ただし早稲田法学部や10年以上前の過去問はこれよりもハイレベルの文章&設問が出てきたので油断はできません。しかし、これをステップに応用力を鍛えることは重要です。ぜひ、秋からのラストスパートに使って欲しいと思います。

関連する記事

この記事のキーワード

この記事のライター

Thumb ee92173d e86b 4e36 a564 008ee9e666dd

hirokimuto

早稲田大学商学部3年。最近サークルを引退し、就活を開始。1年の浪人経験あり。ものすごく効率の悪い勉強の仕方で何とか早稲田に合格。招来はとりあえずお金をたくさん稼ぎたい。板尾創路に似てるって言われます。

カテゴリー 一覧