センター試験の過去問対策はいつからやるべきか

センター試験の過去問対策はいつからやるべきか

センター試験の過去問対策をいつから始めるべきなのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。tutee編集部としては、「受験を意識したその日に解いてみるべき」というのが一つの結論です。この記事ではセンター試験を使った勉強の進捗管理について説明していますので受験を意識し始めた方はぜひ参考にしてください。

センター試験の過去問をいつから解き始めるのがよいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。tutee編集部では合格するのに必要な勉強内容および勉強時間から逆算して勉強計画を立てることを重視しています。今回はその上でセンター試験の位置づけおよび難易度から過去問をいつからどの程度やるべきかについて説明したいと思います。

センター試験の過去問は受験を意識したらすぐに1回分やるべき

センター試験は難問・悪問が少なく基礎力が問われる試験です。二次試験対策をする上でもセンターレベルの知識がなければ太刀打ちできないため、センター試験の点数をベンチマークにして勉強の進捗を管理する方法をtutee編集部では推奨しています。教科書レベルの基礎的な知識を完璧に抑えればセンターでも8-9割の得点が可能です。早い段階でセンター試験で8-9割の実力に持っていき、その後二次試験対策を開始するのが効率よく二次試験レベルの勉強を吸収するのによいと考えています。

そのため、高校1年生でも高校2年生でも受験を意識したらセンター試験を1回解いてみましょう。特に英語・国語・数学といった科目は暗記ではなく知識の運用力が問われる試験であり、早めの対策が求められます。特に英語は中学英語の知識も使え、得意な学生であれば高校1年生の冬の段階で140点ぐらいとってしまう人もいるでしょう。

早めにセンター試験を解くことで、どのレベルの知識が問われるのか、試験形式はどうなっているのかといったことに慣れることができます。早めに到達しなければいけないゴールを見据え、逆算する意味でも早い段階でセンター試験を解いてみるようにしましょう。

模試の偏差値ではなくセンターの点数をベンチマークにする理由

勉強の進捗管理を模試の偏差値で管理してしまう予備校や学校があり、多くの受験生も模試の偏差値を意識しているのではないでしょうか。偏差値をベンチマークにする問題点としては、「自分の絶対的な理解力がわからない」ということが挙げられます。偏差値は母集団の中で自分がどの位置にいるのかを示す数値のため、母集団の中で自分が優秀かどうかはわかっても、絶対的に自分がどの程度その範囲について理解しているかを示す数値にはなりません。

一方でセンター試験の点数であれば、年度によって多少前後するものの、教科書の基礎的な知識を理解していれば8割-9割の得点が可能なテストであり、自分がどの程度基礎的な事項を理解しているかの管理に適しています。自分の理解力がどのレベルなのか志望校に受かる上では何点必要なのかを常に意識することで勉強のモチベーションを保つこともできます。模試の偏差値や学内順位にとらわれ過ぎると、成績が良ければ自分を過信してしまい、成績が悪いと無駄に落ち込んでしまいがちです。模試の成績についてはあくまで参考程度にとどめて、自分の絶対的な理解力を高める努力をしていきましょう。

6割未満の点数だった場合はセンター6割を目指して1ヶ月〜2ヶ月勉強

大体の人が1回目のセンター試験の点数は6割未満の点数しか取れないと思います。それで問題はありません。ここから基礎力をつけてまずは6割の点数に到達することを目指します。英語を例に取るとセンター試験で6割り程度の点数をとるために必要な時間は130時間程度だと考えられます。1日2時間程度じっくり時間をかければ2ヶ月ちょっとで終わる勉強時間といえます。1日3時間取れるのであれば1ヶ月少しで終了します。モチベーションを持続するためにも1~2ヶ月の短いスパンで進捗管理をするのがよいと思われます。勉強計画をたてる前から、1ヶ月、2ヶ月でこの勉強を終了したら必ずセンター過去問で理解力をチェックすると決めて取り組むようにしましょう。

センター6割取れているなら8~9割を目指して1ヶ月〜3ヶ月勉強

対策を行い6割取れるようになったら、センターレベルの知識の仕上げにかかりましょう。6割を達成するよりも8-9割を達成するには時間がかかるのでじっくり1ヶ月~3ヶ月勉強します。それでも進捗を確認するために1ヶ月に一度もしくは2ヶ月に1度のペースでセンター試験過去問を解くようにしましょう。コンスタントに120点以上取れること、徐々に点数が上がり140点、160点と目標点数に近づいていることを実感できると思います。なかなか点数の伸びない時期もあるかもしれませんが、努力は裏切らないので辛抱して勉強しましょう。

社会・理科の暗記科目は優先順位を後にすること

社会・理科が好きだからとこういった暗記科目から受験対策をし始めてしまう学生が少なくありません。これら暗記科目は勉強の成果も見えやすいため、最初に手をつけたくなってしまいがちです。しかしこうした暗記科目は点数が上がるのも早ければ、同様に忘れてしまって点数が下がるのも早い科目です。

一方で英語・数学・国語といった科目は暗記よりも理解力や知識の運用力が問われる科目であるため、試験の成果が出るのは遅いものの、点数が急激に下ることもない科目です。これら3科目の対策をまずはして、6割、9割と安定して成績が取れるようになってから社会・理科の対策に重点を入れていくのが安定的に成果を出す上で重要な戦略になります。

世界史の例でいうと、慶應義塾大学合格までに必要な勉強時間はおおよそ565時間程度であるといえます。毎日3時間かけることができるようになれば6ヶ月程度で対策が完了するので、3年生の4月から徐々に対策を始めて、英数国の基礎が完了した夏休み以後に一気に仕上げるイメージを持っているとよいでしょう。もちろん英数国の対策がほぼ完了していて、社会も重点的に得点を伸ばしたいといった場合には早めに対策をしてもよいかもしれません。

センター6割から1年間で慶應義塾大学に合格するための道筋(http://tutee.jp/174)

私立文系の学生は社会で逆転しようとして、社会に重点をおいた勉強をしてしまいがちですが、私立文系学生の多くが社会はかなりの対策をしてくるために大きな差がつきにくくなっています。英語や国語は自力の差がつきやすい試験ですので、しっかりと対策して十分な高得点を取れるようにしましょう。

センター直前期は何を解けばいいのか

センターの過去問をやりきってしまうと直前期にやるものがなくなってしまうと不安になってしまう人もいるかもしれません。何度も解いたセンター過去問を直前期に解くだけでセンター形式に慣れるには十分ですが、それでも少し不安だという人はセンター過去問を直前期に解くのに加えて、各予備校が実施しているセンター模試の過去問を解くとよいでしょう。東進のセンター試験本番レベル模試であれば、センターと同レベル・形式の問題が収録されているので対策には持って来いでしょう。

最後に

受験勉強では、偏差値や学校内での順位といった漠然としたものさしで進捗管理をしてしまい、果たして自分がどれだけ勉強ができるようになったのか把握できない人も多くいます。tutee編集部としては、センター試験の過去問で自分自身のレベルを1ヶ月~2ヶ月に一度のペースで計りながら進めていくことをオススメします。常に自分のゴールを点数という絶対値として捉えて足りない部分を何時間勉強して埋めるのかを意識して進めると効果的に勉強できるでしょう。闇雲に勉強するのではなくゴールとゴールまでに何が必要かの道のりを強く意識して勉強してみてください。

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Tutee 編集部

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