0からセンター試験英語で9割を取るために必要な時間は400時間弱

0からセンター試験英語で9割を取るために必要な時間は400時間弱

英語の学習がわからない、そういった受験生に向けて、0から基礎完成までの学習方法をまとめました。①スタートから120点②120点から160点③160点から180点と段階に分けて書いていますので自分の状況に合わせて参考にしてください。

tutee編集部です。
多くの高校生が受験勉強の取っ掛かりに学習する英語。
しかしながら、「何からやればいいかわからない」「どこまでやればいいかわからない」「そもそも勉強してても実力がついているのかわからない」という声をよく耳にします。
本日はそんな全国の高校生に対して、「センター英語で9割を取るための道筋」をご紹介します。
センター英語で9割というのは難関大合格のための言わば基礎が完成している段階と考えていただければと思います。

今回は
英語学習の基本とセンター試験英語の特徴を書いた上で
①スタートから120点取るまで
②120点から160点取るまで
③160点から180点取るまで
と分けて紹介しますのでぜひ自分のレベルに合わせて参考にしてください。

英語の学習方法の基本

英語は以下の流れで学習を行っていきます。

①単語暗記
②文法理解
③一文読解
④長文読解

以上の4つが大きな英語学習の軸となります。特に上2つの単語と文法は非常に重要でしょう。
結局、単語と文法の集合体が英語の一文一文であり、その一文一文が集合することによって長文が構成されているのです。単語と文法がある程度マスターできていれば、なんとなく文章の意味を取れるようになっていくように思えます。
単語や文法を理解せずに、長文学習を高校生は少なくないように思います。長文の中で出て来たものを覚えるというのも悪くない学習ではありますが、先に頻出のものだけ覚えてその上で、長文の中のわからないものを拾っていくほうが効率的でしょう。

センター試験英語の特徴

センター英語の特徴は

①80分間で大問6問の計200点満点
②大問1はアクセント問題、大問2は文法問題、大問3以降は長文問題で計4000語以上ある。
③配点は大問1,2で3割、大問3以降で7割
④教科書の範囲からしかでないため時間は非常にタイトな試験である。

が挙げられるでしょう。
端的に言うと
「問題自体の難易度はそこまで難しくないが非常に時間制約が厳しい試験」
ということが言えると思います。

学習スタートから120点取るまでの学習法

120点の段階というのは
「受験レベルの単語や文法事項はある程度理解しており、センターの長文もなんとなく言っていることはわかる」
というような状態を示しています。

ここでの目標は
・単語文法などの英語の基本の理解
・自分なりの英語学習法の確立
としましょう。

必要な学習としては

①受験英単語帳一通りの学習(2000語程度の単語帳1周程度):約40時間
②受験英文法の理解(英文法書1周程度):約40時間
③文法問題演習の終了(文法問題集1周程度):約50時間

が必要となってきます。

単語帳としては「ターゲット1900」「シス単」などの単語帳を使えば良いでしょう。
受験英文法に関しては「Forest」文法問題集は「Next Stage」などがオススメです。

1周目の学習になるので丁寧な学習をすることをおすすめします。

例えば単語だと
①1日50個程度のノルマを定め音読、書き取りを3回行う。
②寝る前にざっともう一度確認をする。
③朝起きたら前日の単語を確認して間違えた部分はチェックを入れる。
のようなイメージで回していくといいかと思います。

文法事項については

①英文法書を1日1単元とノルマを決め読んで理解する。例文等は音読しながら書く。
②問題集の該当箇所を解き、わからないことがあればメモを取る。
③寝る前にざっともう一度確認を行う。
④朝起きたら前日の問題を確認してわからない部分はチェックを入れる。

というように学習していくと良いでしょう。

最初は時間がかかるかもしれませんが、自分なりの勉強法もここで確立しましょう。書いて覚えるのか、読んで覚えるのか、復習タイミングはいつのなのか、確立してしまいましょう。

最終的には1周終了時点で単語文法問題は6~7割程度暗記しており、残りも言われれば思い出せるという状態に持っていきたいところです。

120点から160点取るまでの学習法

160点というのは
「受験レベルの単語、文法は問題なく対応しており、その上で長文を読む練習も一通り終えている」
というような状態を示しています。

ここでの目標は
・時間があればセンターレベルの長文であれば理解ができる状態にする
としましょう。

そのため必要な学習としては

①単語、文法の完成(単語帳、問題集3周程度):約60時間
②一文読解学習(構文問題集2周程度):約75時間
③長文問題演習(長文問題集2周程度):約50時間

が挙げられます。

一文読解問題集としては「基礎英文問題精講」や「ビジュアル英文解釈」等がおすすめです。
長文問題演習としては「やっておきたい長文シリーズ」や「英語レベル別問題集シリーズ」の中位程度の問題集がおすすめかと思います。

単語文法に関しては前述の学習法で毎日継続的に回していきましょう。

一文読解については

①問題集上の問題をノートに書いてみる
②文法構造やSVOなどを自分で書いた上で和訳を行う
③模範解答をみて構造があっているかどうかを確認する
④音読を行い、次の日にもう一度和訳を取れるか確認する

というようなサイクルで行いましょう。2周目に関してはわからない問題のみ、上記学習をすると良いかと思います。

長文読解については

①問題集上の問題を実際に解いてみる
②答え合わせを行う
③復習時はわからない単語や文法事項を拾う
④段落ごとの要約、文章全体の要約を作成し、音読を最低3回行う

というようなサイクルで行いましょう。2周目に関しては時間制限をつけて問題を解くと良いでしょう。

また、ここでの学習では一文読解学習→長文問題演習と順番にこなしていきましょう。一文読解ができなくては長文問題演習の効果が薄れるからです。


最終的には単語文法は9割以上暗記しており、センターの長文を読んでいてわからない文章はほとんどない、というところまで持っていきましょう。

160点から180点取るまでの学習法

180点というのは
「単語文法はもちろん、センターレベルの長文であれば一読で内容をほぼ理解することができる」
というような状態を示しています。

ここでの目標は
・センター長文を時間内に正確に解答することができる
としましょう。

そのための学習方法としては

①センター過去問の演習(過去問10年分2周程度):約60時間

が挙げられます。

60時間としましたがこれは1周目は復習含めて4時間、2周目は時間制限を設けて2時間で1年分の復習まで終わらせることとします。
市販の赤本等を使ってしっかりと時間を計って学習していきましょう。特に時間制限がハードなので、自分なりの解く順番や時間配分も決めておくといいかもしれません。

学習法としては

①解く順番、時間配分を決める
②制限時間を設けて解答を始める
③復習を行う

という流れですが、復習するときの重要なポイントは
「全文和訳等はせずに復習を行う」
ということです。
センター試験は先にも述べたように「問題自体の難易度はそこまで難しくないが非常に時間制約が厳しい試験」という試験です。
その試験をクリアするためには「頭から読んで段落ごとのまとまりの意味をつかんでいく」という力が重要になっていきます。
復習時は段落ごとの要約を自分で作ってみて、模範解答の和訳文と照らし合わせてみる、という学習をすると良いと思います。
その中で、わからない文法事項や単語が出て来た場合は参考書に戻って復習してみると良いでしょう。

ちなみにですが時間感覚としては
大問1:3分
大問2:12分
大問3:12分
大問4:15分
大問5:15分
大問6:18分
見直し:5分
くらいの感覚でやってみると良いかと思います。

上記から考える学習必要時間

上記全てを計算すると学習スタートからセンター試験で9割を得点するまでには375時間の学習が必要であると言えます。1日1時間ペースで約1年、3時間やれば4ヶ月程度で終わる学習量かと思います。英語は高校にもよりますが、学習指導要領によると3年間で大体450時間分の授業時間があります。450時間の授業よりも少し少ない375時間勉強すればセンター試験で9割り程度の点数が取れる計算となります。もちろん高校の授業をどれだけまじめに勉強しているか、中学までの学習状況に応じて効率が変わってきますが概ねこの時間をしっかりと学習すれば十分にセンター試験で9割取るのは可能であると言えるでしょう。

志望校別のセンター試験1年前の得点を下記リンクに載せておきますので、今の学習状況と目標を考えた上で、どのくらいの学習をすればいいか考えてみると良いかと思います。

まとめ

以上がセンター試験で90%取るまでの学習方法となります。
早慶や旧帝大などの難関大学では「センターで9割取れたらスタートラインにたてる」という印象を持ちます。

そこから志望校対策や応用力妖精の学習をすることで初めて合格することができるのです。
今読んでいる高校生は東大志望であれば高校3年生になるまでに、早慶や旧帝大志望であれば高校3年生の夏休み中には終わらせて欲しい学習だと考えています。
ぜひ早い時期からこういった記事を参考に自分自身の学習ロードマップを立てて欲しいかと思います。

また以下のリンクでは大学別の学習法ものせていますので参考にしてください。

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