0からセンター試験世界史で9割取るために必要な時間は255時間

0からセンター試験世界史で9割取るために必要な時間は255時間

世界史の学習方法がわからない、そんな高校生に向けて0から基礎完成までの学習方法をまとめました。①スタートから60点②60点から80点③80点から90点、までの3段階で分けていますので、自分の学習状況と照らし合わせて参照してください。

tutee編集部です。
文系受験生が受験する世界史。
ほとんどの文系大学では受験科目として認定されており、多くの受験生が履修しているのではないのでしょうか。
しかしながら、小学校や中学校時代からやってきた日本史と比べて慣れ親しみが少ないのも確かです。また、非常に範囲が多く、学習しにくいという声もよく聞きます。
本日はそんな全国の高校生に対して、「センター世界史で9割を取るための道筋」をご紹介します。センター世界史で9割というのは難関大合格のための言わば基礎が完成している段階と考えていただければと思います。
今回は、世界史学習の基本とセンター世界史の特徴を書いた上で
①スタートから60点取るまで
②60点から80点取るまで
③80点から90点取るまで
と分けて紹介しますのでぜひ自分のレベルに合わせて参考にしてください。

世界史の学習の基本

世界史は以下の流れで学習を行っていきます。
①概要理解
②重要単語の暗記・流れの理解
③細部の暗記
④問題演習
以上の4つが世界史学習の軸となります。

世界史の学習のイメージとしては「大きな木を育てていく」ということだと思っています。
概要理解→木の幹
重要単語の暗記・流れの理解→木の枝
細部の暗記→木の葉
というイメージでしょうか。

「世界史は流れが重要である」という声をよく多方面で聞きますが、これはまさにその通りであると考えています。特に、世界史では同時期に様々な場所で歴史的事件が多く起きます。ただ、単語を覚えるだけの学習をしていると、そういった事件が頭の中で整理しきれず、混ざってしまうことが多くあるように思います。まずは、概要を理解し、しっかりと歴史の因果関係を抑えることで、強固な幹を作っていきましょう。

センター試験世界史の特徴

センター試験世界史の特徴としては

①60分間で大問4問、小問36問
②範囲は古代から現代まで、地域も問わないが中国史とヨーロッパ史からの出題が多い
③多くの問題は正誤問題
④一問一答形式、地図、年号問題で約25点分程度の出題がある

といったところが挙げられるでしょう。基本的には単語の難易度自体はそこまで高くなく、加えて時間制限もそこまでタイトなものではありません。
しかしながら、範囲が非常に広いということもあり、高得点を取ることは容易ではありません。

端的に言うと
「時代地域問わず、基本的な知識を完璧にインプットすることで得点できる」
試験でしょう。

スタートから60点取るまでの学習法

60点というのは
「世界史のおおまかな流れを理解しており、各時代の重要な事件等は暗記できている」
というような状態を示しています。

ここでの目標は
・概要の理解、並びに重要語句の暗記
・自分なりの学習法の確立
としましょう。

必要な学習としては

①全体観の養成(漫画等を一読):約10時間
②流れの理解(教科書2周程度):約50時間
③重要語句の暗記(市販の一問一答2周程度):約50時間

が必要となってきます。

漫画は「世界の歴史」、もしくは参考書でいうと「荒巻の世界史の見取り図」などもよいかと思います。
一問一答は「山川 一問一答」、「東進 一問一答」などを使うとよいでしょう。

また世界史を始めたての学習ということなので、学習法も確立したいところです。

一例ですが

①漫画は時間をあまりあけずに2~3日程度で読み切ってしまう。
②忘れない内に教科書を読む。1日1章などペースを自分で設定して読むときは太字などにチェックを入れながら学習を進める。
③読み終えたら該当する一問一答の問題を解く。このとき、最も頻出度が高いマークの問題以外は飛ばしてもよい。
④次の日にもう一度一問一答を解く。間違えた部分は教科書で確認

といった流れで学習するとよいでしょう。

また自分は書いて覚えるのか、音読をして覚えるのか、どのような学習法が一番向いているかも早い段階で確立してしまうとよいと思います。

最終的には、一問一答の最頻出マークの問題に関しては8割程度回答できるとういう状態にしておけば、問題ないかと思います。

60点から80点取るまでの学習法

80点というのは
「世界史の用語については基本レベルの用語はおおよそ網羅できている」
というような状態を表しています。

ここでの学習目標は
・単語の細部までの暗記
をしたいと思います。

そのために必要な学習としては

①用語の暗記(一問一答3周程度):約100時間

が挙げられるでしょう。

60点までの学習では、頻出ワードの暗記をして木の幹と枝を作っている段階でしたが、ここからはそこに葉をつけていく必要があります。
使う参考書は、今まで使っていた一問一答で構わないでしょう。

学習法としては

①1日のノルマを設定し一問一答を解く。
②答え合わせの時点では教科書や資料集を見ながら確認をする。
③翌日、間違えた部分を再度解く。

というようなサイクルで回していきましょう。
3周目に入った後は、1周目、2周目で間違えた問題を中心に学習していけばよいかと思います。

最終的には一問一答の問題で8割程度が回答できる、というところまで持っていけるとよいかと思います。

80点から90点取るまでの学習法

90点というのは
「地域、時代に問わず、世界史の基本的な知識がほとんど頭に入っており、それをスムーズに出すことができる」
という状態といえるでしょう。

ここでの目標は
・今までつけた知識をスムーズに運用する練習をする
としましょう。

そのための学習としては

①センター過去問の演習(過去問10年分2周程度):約45時間

が挙げられます。

45時間としましたが、これは1周目は復習を含めて10年分を30時間、2周目は10年分を15時間かけて行うとしました。
市販の赤本等を使って、時間制限を作って問題演習をしていきましょう。60分で36問と他の科目に比べれば時間制限はタイトではないですが、慣れていないと案外時間のプレッシャーを感じるため、難しいかもしれません。

また1年分を1周目は3時間と計算しているように、復習には力を入れるべきだと思います。特に、一問一答形式の問題を通して暗記を行っている場合だと、正誤問題は知っているのに解けないという事態が多く生じます。

復習の方法としては

①間違えた問題を中心に解答解説を読み込む
②問題文にどの部分が間違っているのかを書き込み。教科書、一問一答で確認
③次の日に、もう一度間違えた部分を確認

というサイクルで回すといいかと思います。

もちろん、問題演習を通して自分の苦手な地域、時代がわかってくると思います。
そういった苦手分野に関しては、もう一度教科書や資料集で基本的な流れを確認しながら、学習を進めていただければと思います。

上記から考える学習必要時間

上記全てを計算すると学習スタートからセンター試験で9割を得点するまでには255時間の学習が必要であると言えます。1日1時間ペースで約9ヶ月、3時間やれば3ヶ月程度で終わる学習量かと思います。世界史は高校にもよりますがおよそ120時間程度の授業時間があります。学校の学習は基本的に流れを学習するものなので、60点までの110時間はここでカバーできるかと思います。その上で、上記学習をすれば十分にセンター試験で90点を取ることは可能でしょう。

下記リンクには各大学の1年前のセンター試験で必要な得点を載せておきます。特に世界史は暗記科目なので追い込みが可能ですので、自分なりの作戦を立てるとよいかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

様々な記事でも書いていますが、早慶や旧帝大レベル以上の大学を目指すとなるとセンター試験で9割というのはある意味取れて当たり前の世界になっていきます。

そこから志望校対策や応用力養成の学習をすることで初めて合格することができるのです。

志望校にもよりますが、学校で終わっていない、とは言っても高校3年生の夏に入る頃までには、上記大学を目指すのであればこの程度の学習は終えておいて欲しいものと思っています。

下記リンクでは大学別の合格法も書いています。同時に参考にしてみてください。

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Tutee 編集部

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