京都大学農学部に行くための「英語」の勉強法は?

京都大学農学部に行くための「英語」の勉強法は?

京都大学農学部4回生の者です。
私は高校に上がるまで英語の勉強はかなり適当にしていました。そんな私でも、高校3年間の学習で英語が得意になりました。
私が実際に行った京大英語対策の中で効果が高かったものに焦点を当てて書きたいと思います。参考にしていただければ幸いです。

京都大学農学部の「英語」の特徴とは?

京都大学の英語の問題の特徴としては、
① 大問Ⅰ、大問Ⅱがそれぞれ英文解釈問題で各50点、大問Ⅲが英作文問題で50点、合計150点満点を120分間で回答します。
② 大問Ⅰ、大問Ⅱはそれぞれ3ヶ所に下線が引かれており、その部分を和訳するというシンプルな形式です。一つ一つの下線部が長く、構造も複雑であるのが特徴です。
③ 大問Ⅲは2つの文章が与えられそれぞれを英訳します。約2~6文からなり、かなり複雑で長い文章であることが多いです。
均等に時間を配分するとすれば、英文解釈問題にかけられる時間は1題40分、英訳は一つ20分となります。

特徴に基づいて行うべき対策

英作文はなかなか点数が安定しません。なぜなら全く思いつかない場合があるからです。文章の形式もまちまちで詩のような文章が出題された年もあります。
よって、難易度は高いですが、英文解釈の力を磨き得点を安定させることが最優先です。対策としては、
① 語彙力を強化し、ある程度専門的な単語が出てきてもすんなり訳せるようにする。
② 背景知識を強化し文章の流れをつかめるようにする。単語の意味を類推できるようにする。
③ 構造把握力を強化し、倒置や同格、省略などを見抜く力をつける。
等が挙げられます。順番に見ていきましょう。

①について

出題される文章は科学や哲学が題材にされたものが多く、難解な語彙が含まれている可能性が高いです。単語帳に記載されているレベルを超えてくるので、過去問等で見たことのない単語に出くわした際は意味を調べて語彙力を強化するという王道の手が一つ目です。
さらに、そのような語彙の訳し方は受験生の大半が悩むところです。差がついてしまうのは多くの受験生が訳せる単語だったりします。特に訳し方が何通りかある単語には注意しましょう。訳し間違えると大きな減点を食らってしまいます。

②について

先に挙げたように、長文の題材としては科学や哲学、歴史などがよく用いられます。他教科の勉強などもしっかりと行う、また様々なニュースに興味を持っておくと文章の大枠を理解できてしまうことも多々あります。このように背景知識をつけることで意味を類推できるようになることも大切です。

③について

一番大切なのがこのポイントです。一つの単語を訳し間違えても数点の減点で済みますが、構造を取り間違えてしまうと0点になってしまうことすらあり得ます。時間を使ってもいいので構造の把握には慎重になってください。かなり難解な構造であることが予想されるので、「英文解釈教室」などの参考書や過去問を用いて構造把握の練習はしっかりやっておきましょう。

英作文について

大事なのは、日本語のままに訳さないこと。日本語を読み下し、簡単な表現に分解して英語で表現することを心がけてください。「ドラゴン・イングリッシュ基本例文100」や「竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本」を用いて自分の使える表現を増やしておけば自信を持って書き始めることができると思います。

見込める得点と+αの学習

上記のポイントに気を付ければ6割の90/150点は取れるようになるでしょう。英語により時間がさけるという人は、①受験以外の英語(英字新聞や英語の雑誌など)を読んだり、
②副詞や形容詞をうまく用いてニュアンスを追求した英作文の表現を身に付けたりするという学習法があります。
このレベルになってくるとかなりセンスが必要になってくるので、個人的な見解としては理科などに時間を回した方が全体の点数が上がるのではないかと感じます。

以上で回答を終了します。参考になれば幸いです。

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sakatani

京都大学 農学部 4回生です。 高校は洛南高校出身です。 中学高校では6年間柔道を、大学では4年間ボートをしていました。 大学では全国6位になりました。 要領のいい方ではありませんが、 限られた時間の中で目標をしっかり立てて、今までなんとか乗り越えてきました! 部活も勉強も両立したいという「文武両道」spiritを持った受験生を特に応援したいと思います。

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