【世界史】経済史の流れを掴むなら「やりなおす経済史」がオススメ!

【世界史】経済史の流れを掴むなら「やりなおす経済史」がオススメ!

経済史は東大、一橋などの難関大学の論述問題で頻出です。「やりなおす経済史」は参考書ではなく、経済の歴史についてもう一度学びなおしたい大人向けの本ですが受験生が読んでも面白い本です。2時間程度でさっと読めるので勉強の息抜きに読むのにオススメです。

経済史は東大・一橋などの難関大学で頻出

東大や一橋などの難関大学では、経済政策とその国際的影響などの問題が頻出です。2014年の東大世界史の過去問だけでも下記の通り、経済史関連から数多く出題されています。

第二問問(3)(b)ベトナム戦争の戦費の拡大により、アメリカ合衆国の財政は悪化し、1971年にはその経済政策の変更を余儀なくされた。この新しい政策の内容とその国際的影響を2行以内で記述しなさい。

第三問問(9) アメリカ合衆国のローズヴェルト大統領は、1929年に起こった世界恐慌に対処し、景気を回復させるためにニューディール政策を実施した。政府が経済に積極的に介入・統制するために制定された法律を2つ記しなさい。

第三問(問)10第二次世界大戦後、アメリカ合衆国の支援を受けつつ経済を復興させた西ヨーロッパ諸国は、より一層の発展のために経済統合を推進した。現在のヨーロッパ連合(EU)への発展の基礎となる、1952年に発効した西ヨーロッパ最初の経済統合機構の名称を記しなさい。

このように経済史は頻出分野ではあるものの、多くの受験生が苦手としているのではないでしょうか。今回は経済史が苦手な受験生に向けて読み物として面白く、そして流れを掴むのに役立つ「やりなおす経済史」という本をご紹介します。

著者は代ゼミの講師

「やりなおす経済史」は現役の代ゼミ講師の蔭山克秀氏が経済の歴史について学び直したい社会人を対象に、わかりやすく解説した本です。参考書という形ではないため、問題も何もついておらずひたすら蔭山氏がくだけた話し言葉で十字軍時代からアベノミクスまでの経済に関する問題を面白おかしく解説している本です。実況中継シリーズに近い形だと思ってください。

スポーツやアニメなどを使った例えもこんな感じで豊富なので2時間ぐらいでさっと読めてしまいます。

そして日米間の力関係と言えば、当然アメリカがいじめっ子で日本がいじめられっ子。つまり日米二国間の交渉は、のび太とジャイアンが密室で二人っきりで話し合っているようなものだ。

(「やりなおす経済史」P114より)

出典:www.amazon.co.jp

難関大学志望者から世界史苦手な人まで幅広くオススメ

本書は経済のニュースがイマイチわかっていない大人向けに説明されているので、非常に平易な言葉で、たとえ話も豊富にわかりやすく説明しています。そのため世界史が苦手な人には経済を軸に十字軍から現代までの流れをざっくり面白く掴むことができます。

難関大学志望者にとっては、今まで流れで掴めていなかった単語が、ストーリーとして流れで頭に入ってくるでしょう。

経済史を理解することは社会人になってからも役立つ

この本が社会人向けに書かれている通り、経済の歴史を理解しておくことは日々のニュースを理解することに繋がるため、社会人になってからこそ役立つ知識であると言えます。勉強しているとこんな知識が何の役に立つのか、世界史なんてただの暗記ゲームなんじゃないかとネガティブなことを考えてしまいがちですが、世界がどのような歴史を歩み、現在の制度になっているのかは大人が改めて学びたいほど実生活に役立つ内容です。

ぜひ受験生の皆さんにはただの暗記事項としてとどめるのではなく、世界の歴史の流れと現代社会の繋がりについて意識して勉強してほしいと思います。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」は、世界史を勉強している人にはおなじみの初代ドイツ帝国宰相のビスマルクの言葉です。

自分の経験だけでなく、他人の経験である歴史を学ぶことで人はより賢く、現在の問題について立ち回ることができると言われています。受験生の皆さんも流れているニュースに対して、いままさに学んでいる世界史の観点から見る意識をもってもらえたらと思います。

関連する記事

この記事のキーワード

この記事のライター

Thumb 40419369 9045 4059 bbe8 3bd436846142

happytarou0228

慶應法学部卒業、卒業後は総合商社の伊藤忠商事に勤務。その後大学生のための就職活動情報サイトunistyleを運営するUnistyle株式会社を創業。高校時代から将来を考えた大学学部選びをしてほしいと思って記事を書こうと思っています。

カテゴリー 一覧