塾・予備校に通っていない人のための勉強法

塾・予備校に通っていない人のための勉強法

高校生の40%が塾・予備校に通っているという調査があります。しかし、逆に言えば60%の高校生は塾・予備校を使っていないということ。私自身も、塾・予備校を使わずに大学受験に臨み、合格しました。私自身の体験をもとに、塾・予備校に通わないことのメリットや、デメリット、ひとりで勉強を進めるコツをお話したいと思います。

高校生の40%が塾・予備校に通っているという調査があります。通信教育などを含めれば、この割合はさらに増えるかもしれません。しかし、逆に言えば60%の高校生は塾・予備校を使っていないということ。私自身も、塾・予備校を使わずに大学受験にのぞみました。ここでは、その体験を基に、塾・予備校に通わずに勉強する時のポイントをお話したいと思います。
もっとも、「塾・予備校はいらない!」と主張したいわけではありませんので、あくまで参考程度にお読みください。

塾・予備校のメリット・デメリット

そもそも、塾・予備校のメリット・デメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。思いつく限り、挙げてみることにします。

〈メリット〉
・各教科、大学受験に通じた先生が分かりやすく教えてくれる
・合格に向けて、いつ何をすれば良いか、スケジュールを管理してくれる
・解くべき問題や覚えるべき事柄を、はっきり示してくれる
・独自の教材を使える

〈デメリット〉
・費用がかかる
・通塾時間がかかる
・(集団塾の場合、)自分のペースで進められない
・塾・予備校の勉強だけで「やった気持ち」になってしまう

塾・予備校に通わずに勉強する場合は、上記の「メリット・デメリット」が概ね逆になると考えて良いでしょう。つまり、自分で勉強する場合は、費用をかけずに自分のペースで進めることができる一方、以下の4つのデメリットがあると考えられます。

・大学受験に通じた先生による授業が受けられない
・勉強のスケジュールを自分で管理しなければならない
・解くべき問題や覚えるべき事柄を、自分で判断しなければならない
・教材を自分で選ばなければならない

逆に言えば、これらのデメリットを克服すれば、ひとりでも勉強ができる、ということです。次の項から、その方法を具体的に見ていきましょう。

学校を活用!

「ひとりでも勉強ができる」と書きましたが、厳密には自分だけの力で受験勉強を進めるのは難しいでしょう。自分のペースで勉強を進める一方で、自分でできない部分は、誰かに頼ることも必要です。私の場合は、学校を最大限に活用していました。学校の勉強をしっかりこなすことが受験における合格にもつながると信じ、受験直前の定期テストでも手を抜かずに取り組むようにしていました。
学校の先生方にも頼りました。たとえば、分からない問題を教えてもらいに行ったり、小論文の添削をお願いしたり、オススメの参考書を教えてもらったり、大学の入試形態について聞いてみたり……。高校生の話を聞いていると、「学校の先生はあてにならない」と言う人がたまにいますが、学校の先生だって教育の専門家。教科のことを質問すれば快く答えてくれるでしょうし、何年も受験生を送り出してきた先生方ですから、受験についての知識も学生より豊富です。学ぶ意欲がある人を、先生は邪険にはしないはずですから、どんどん頼ってみてください。

参考書を活用!

そうは言っても、常に先生を頼れる環境というわけではないので、参考書を十分に活用することも大切です。私は、問題の多さよりも解説が充実していることを重視して、参考書を選んでいました。書店で参考書や問題集を眺め、「これならひとりで解けそう」と思うような作りのものを選んでいました。
また、分からない問題にぶつかっても、辞書や教科書、他の参考書などを活用し、なるべく自分で解決するようにしていました。どうしても分からないところだけ先生に訊く、という姿勢で取り組むことで、先生に質問をする時にも、要点を押さえて訊くことができると思います。

スケジュール管理が大事!

ひとりで勉強するときに一番難しいのは、この部分かもしれません。私の場合は、「毎日やること」を決めて、それを確実にこなしていくようにしていました。たとえば高3の夏休みは、「午前中にセンター数学の過去問を2題解き、昼食までの時間で古文か漢文の問題集を1題解く。午後は英語の問題集を2題解いた後、赤本をできる限り進める。夕食後は倫理・政経の参考書を読んでから……」というように、毎日のスケジュールを決めていました。この時、「9:00から12:00まで勉強する」のように時間で区切るのではなく、「ここまで終わったら休憩」のように、「やるべきこと」で計画を立てた方が、確実に計画通り進められるように思います。
慣れるまでは、自分が1日に進められる量が分からずにとまどうかもしれませんが、慣れれば自分に合った計画をすぐに立てられるようになります。やるべきことを把握し、計画を立てる力は、大学入学後も必要な力です。

おわりに

いかがでしたか? 塾・予備校に通わずに受験勉強を進めるコツが、少しでも伝わっていれば幸いです。
しかし、ここに紹介したのはあくまで私の体験に基づく一例です。はじめに述べた通り、「塾に行かなくても合格できる」と言いたいわけではありませんので、自分の性格や学校の環境に合わせて、自分に合った勉強方法を選択し、合格を目指してください!

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早稲田大学文化構想学部の3年生。読書と音楽が大好きです。早稲田を第一志望としつつセンター試験5教科7科目と小論文を勉強し、お茶の水女子大学にも合格をいただきました。数多い受験科目をどう勉強していくか、私大と国立の勉強方法の違いなどなど、お伝えできればと思います!

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