するだけ無駄?失敗するだけ?受験勉強と恋愛の両立について

するだけ無駄?失敗するだけ?受験勉強と恋愛の両立について

受験生の中には、「受験と恋愛の両立」に悩んでる方も多いかもしれません。そんな悩める学生に対して、経験者の立場からデメリットとアドバイスについて伝えられたらと思います。

はじめに

「受験勉強と恋愛って、両立できないのかな・・・」と悩む高校生たちは多いのではないのでしょうか。僕自身、受験生時代に彼女と交際を続けながら、慶應義塾大学法学部に合格した身ですが、当時は受験と恋愛の両立について悩んだこともありました。そんな僕の経験も踏まえながら、同じように今現在悩んでいる高校生に向けて、いくつかの情報を提供できればと思います。

結論から言うと、オススメはしないが「両立」は可能

いきなり結論を言うと、受験と恋愛の「二足のわらじ」を履くことは、客観的に見ればメリットよりもデメリットが多いです。しかし、両立が無理というわけではありません。もちろん、客観的に見れば、「受験勉強に集中できていない」とか、「恋愛にかまけている」と思われることは当たり前ですし、恋愛をしている当人がそのような事実に悩まされることは明らかでしょう。ただし、「受験と恋愛の両立」を、「甘え」「逃げ」「受験の重要さを理解していない」と考えるか、「自分がしっかり努力をすれば良いだけ」と考えるかは自分次第です。結局のところ、本人が、「受験と恋愛の両立」のデメリットをしっかりと認識しながらも、自分がどう決心し、どのような態度で接するかが重要になってくるのです。この記事では、「受験と恋愛を両立させたい!」と決めた学生が直面するであろう、基本的なデメリットと、それに対するアドバイスについて説明します。

「受験と恋愛の両立」で考えられるデメリット

勉強に手がつかなくなる

当然ながら、恋人と交際を続けながら、あるいは意中の人ともっと仲良くなろうとしながらも受験勉強をしようとなると、デートや「一緒にいる時間」を確保しようとしたり、カップルとして楽しいことをしたい誘惑に負けてしまい、結果的に「勉強に手がつかなくなる」ことが起こります。

交際を続ける中で、精神的に不安定になりやすい

自分の成績と恋人の成績をどうしても比較してしまうことがあるかもしれません。とりわけ、志望校が同じである場合、お互いにかなりナイーブになってしまうでしょう。
また、自分の成績があまり振るわない学生にとっては「自分は何をやっているのだろう」と悩むことも考えられます。さらに言えば、家族・教師・同級生などから「受験生なのに、お前はなにやってんの?」となじられることもあるでしょう。志望校が常にA判定であるなど、合格圏内の成績を維持しつづけているのであればまた話は違いますが、このような「揺さぶり」については、どれほど自分を強く持っていたとしても影響されます。また、「受験が待っている」という緊張感を持ちながらも交際を続けているということは、当然「ささいなケンカ」が生まれる可能性も高くなり、その意味で大変な思いをするかもしれません。特に多いのが、模試でいい点数が取れなかったり、志望校判定が芳しくない状況でイライラしている結果、恋人に当たってしまうパターンです。

もし別れてしまったら、関係維持のために費やした時間や努力が無駄になってしまう

「そんな元も子もない話をしないでよ」と思うかもしれませんが、経験上、実はこれが最大のデメリットです!
もちろん、高校生の心理としては、「恋人のことはとても好きで、ずっと関係を続けていたい!」と思うからこそ両立しようと頑張るのかもしれません。そして、1つ目と2つ目で説明したデメリットを認識し、できる限り努力しようとするかもしれません。しかし、人間関係というのは脆いもので、いつ別れが訪れてもおかしくありません。「絶対に別れることはない」と言い切ることは不可能です。その意味で、どんなに関係維持をしようと頑張っても、最終的に別れてしまったら、付き合い続けるために使ってきた時間と労力がすべて水の泡になってしまう危険性がつねに存在するのです。
つまり、受験と恋愛の両立は、一見どんなにカップルが安定しているように見えても、例外なく、「恋人と別れて、一時的につらいダメージを負う」または「ずるずると交際を続け、小さなイライラやダメージを蓄積しつづける」という二択をいつも迫られ、精神的に揺さぶりをかけられている状況になるのです。
総括して、1つ目や2つ目は「対策しやすいデメリット」です。しかし、3つ目のこのデメリットは人間関係における厳然たる事実ゆえに、「対策しづらい」ものなのです。

「受験と恋愛の両立」をしようとするカップルへのアドバイス

これまで長々とデメリットについて説明してきましたが、それでも、上手く「受験と恋愛の両立」をするために、いくつかのアドバイスがあります。

勉強と遊びの「メリハリ」をしっかりとつけるためのルール化を行う

受験生の恋愛でしばしば陥りがちなのが、「勉強」と「恋愛」のバランスを上手くとれなくなるということです。よく「一緒に勉強する」ことで、上手く両立しようとする学生がいますが、あれは、実は危険性のある「諸刃の剣」です。お互いが個別に集中して勉強しているのならまだしも、ダラダラと会話を続けたり、微妙にイチャイチャしながら勉強しているようであれば、それは「受験勉強」としては無駄になります。受験勉強で必要なのは、「集中して何らかの知識を体系化して学ぶ」ことであって、それができないのであればまったくもって意味がありません。重要なのは、「恋人として会うときだけは、勉強のことを忘れる」ことです。やるべき受験勉強はしっかり押さえながら、リラックスや息抜きとして「すべてを忘れて、恋人と会う」ような、線引きを引いた上での賢い付き合い方を実践しましょう。
オススメは月1~2回程度、ガッツリと「会う時間」をつくることです。ずっと勉強し続けるよりも、ほんの時折にちょっとした息抜きをする方が、勉強は捗るものです。息抜きの時間に上手く「恋人と会う」ことを組み込んでみてはどうでしょうか。
また、「夜○時以降はLINEをしないようにしよう」「電話の時間は30分だけ」といった生活習慣をキープさせるためのルール化も重要です。

「息抜き」の数は減らし、勉強時間と努力を確保する

当然、恋人との時間を「息抜き」として確保するのであれば、「他の息抜き」をしすぎないように制限する必要があります。また、周りの人々から「恋愛にかまけている」と言われないように、本分である「受験勉強」をおろそかにしないことはもちろん、成績を上げていくことが求められます。受験メディア「Tutee」では、大学・科目別の勉強法や参考書レビュー、モチベーション管理のための記事が多く掲載されているので、そちらも参照してみてください。

不安やデメリットを「モチベーション」に変えていく態度をもつ

これまで説明したように、受験と恋愛の両立をするためには、精神的な不安などのデメリットに直面しやすいですが、やはりそれらを「モチベーション」に昇華できる力も必要になってきます。「受験しながら恋愛もしている自分だからこそ、人よりももっと頑張るぞ!」という意気込みが大切になるでしょう。

おわりに ~でも、「別れる覚悟」は持っておこう!~

いかがでしたでしょうか。やや厳しい言葉が並んでしまったかもしれませんが、受験と恋愛の両立には、本人がデメリットを受け入れて、「固い決意」をすることが必要になってきます。そして、デメリットを「モチベーション」に昇華できる大きな心も重要です。
しかし、アドバイスの通りにメリハリを付け、ルール化をして努力し、モチベーションを高めたとしても、確実に「関係を維持できる」わけではありません。最終的には、この記事で伝えたような「意志」を、カップルがお互いに持つことができなければ、最後まで恋人であり続けることは難しいです。それゆえ、「心構え」として「別れても仕方がない」という覚悟を持っておくことが必要です。少しでも「自分のキャパシティを超えている」と感じたのであれば、「別れる」選択をする勇気を持つことも大切です。結局のところ、受験終了まで付き合っていても、大学に入って別れてしまうことも十分にありえます。所詮は「高校生の恋愛」なのであって、お互いが一生をかけてまで維持していきたいと思えないのであれば、そこまでの存在でしかありません。そういった事実をしっかり認識しながら、自分の選択を考えてみてください。

関連する記事

この記事のキーワード

この記事のライター

Thumb 99f0b4b0 f708 4255 b33b d3b6d6049fdd

たかみ

慶應義塾大学法学部に在籍している2年生かつ、底辺高校出身、元学校嫌いの意識低い系。自分の経験を踏まえてモチベーション・自己管理などの記事を発信したいと思います。また、家庭教師・個別指導のアルバイト経験を活かして受験勉強に関する情報も発信できたらと思います。

カテゴリー 一覧