「新入生病」にかかるな!受験を終えた高校生が知るべき3つの教訓

「新入生病」にかかるな!受験を終えた高校生が知るべき3つの教訓

長く苦しい大学受験を通り抜けた受験生の皆さん、お疲れ様でした!受験終わりの3月は、ゆっくりと羽を伸ばしていることでしょう。しかし、大学入学後への不安がある学生もいると思います。今回はそんな学生に向けて、受験終了~大学入学後までの時期の過ごし方について、大学3年生の筆者がお伝えしたいと思います。

はじめに

大学受験を終えた学生は、「束の間の休息時間」である<3月の春休み>の開放感に満ち溢れる一方、「大学でうまくやっていけるのだろうか…」といった悩みや、「もう何もしたくない」といった"燃え尽き"の種を抱えています。しかし、そのような「不安」にどう反応するかは学生によってまちまちで、「入学前パーティー」「入学前サークル勧誘」的なモノにとにかく参加しておこう!とする学生もいれば、ひたすらに遊び歩いたり、バイトに明け暮れる学生もいれば、だらだらする学生もいます。

そして4月、大学に入学した後も、新歓やら何やらで「慌ただしい」時期が待っています。加えて、「大学は入学直後が大事だ!」とか、「大学デビューしよう!」だとか、いろいろな言説が飛び交う時期でもあり、ついこないだまで高校生だった人間にとっては、心休まる時期がありません。

要するに、受験終了~大学入学後は新1年生にとっては「悩み多い」時期なのです。僕自身、自分の大学生活には大いに満足していますが、受験終了から大学入学までの時期で、「変に悩みすぎだったなあ」と思う部分がないわけではありません。

今日は、そんな学生の皆さんに向けて3年生の立場から、自分が<3月の受験終了~4月の大学入学以降>までに経験したことを踏まえて3つのアドバイスをできればと思います。

心がけるべき3つの教訓

大学入学までは自由に過ごしてよいことを知る

大学入学までの期間に、学内・学外で「新入生合同パーティ-」的なイベントが開催されることがあるかもしれません。また、<201X年新入生グループ>的なSNSグループが出現してくるかもしれません。

しかし経験上、「入学前で仲良くなった人間とは、高確率で即疎遠」になります。趣味や性格が似ているならまた話は別ですが、例えば「学部も性格も違う人」と交流しても、間違いなく「お互いにどうでもよく」なります。「あまりこういうこと好きじゃないけど、友達作るためには行かないとダメなのかな…」と、ある種の強迫観念を感じる学生が無理に行く必要はありません。

ダラダラしすぎるのは問題ですが、入学式までの日は、気の赴くまま、自由に過ごしてください。時間のあるうちにアルバイトなどでまとまったお金を稼いでおくと、のちのち楽になります。なにせ、大学生活では食費や交際費だけでなく「何か新しいことをしたい」と思ったときにお金が必要になってきますからね!

一年生の前期は、誰しも「浮ついている」ことを知る

一年生の前期(春夏)は、とにかく誰しもが新しい環境に順応しようとしています。
また、「大学生として青春したい!」「恋人が欲しい!」「友達が欲しい!」「新生活で変わりたい!」と、いろいろな希望を胸に抱く時期でもあります。つまり、逆に言えば「みんながどこか無理をして、どこか高揚しておかしくなっている」のであり、新入生の皆さんは、このことを肝に銘じて欲しいと思います。毎年、五月のゴールデンウィーク前後で「周りのテンションについていけない」「人間関係がよくわからない」「なんだか人付き合いが疲れちゃった」と感じる"五月病"新入生が量産されているのは、このことを十分に認識できていないのが理由にあります。

「みんな浮ついているのだし、どうせならこのまま楽しんでやろう」と思うか、「もう少し腰を落ち着けて自分と向き合ったり、気の合う人だけとゆっくり仲良くなりたい」と思うかはあなた次第ですが、どちらにせよ「周りと自分とのギャップ」で悩みすぎると疲れてしまいます。ほどほどにしましょう。

経験上、一年の後期から二年の前期まで時期が下ると、大学生活は落ち着いてきます。要するに「角が取れて皆丸くなる」のです。これまでの友人関係が更に深まったり、あまり好きじゃない(と思っていた)人間とも「なぜか」うまくやっていける現象が生まれます(もちろん「アイツはとんでもない野郎だ!」等の敵対感情が生まれることもあるでしょう)。

いずれにせよ、一年生の前期は「波乱の浮世」です。「誰しもが少しずつおかしい」という事実を理解しつつ適切に大学生活と人間関係を楽しむようにしましょう。

サークル、留学、恋愛、旅行…「強迫観念」を持ちすぎないことを知る

よく新歓期には「サークル選びは学生生活を決める上ですごく重要!」「留学に行かないなんて…」「大学生なんだから恋人を…」といった文言が出てきますが、実際のところ、とらわれすぎると却って良くないことになります。
もちろんサークルに入り、結果的に同じ趣味を持った相性のいい友達が増えたり、知り合いが増えることは多々あります。留学で新たな知見が生まれるでしょう。良い恋愛をして、人間的に丸くなることもあるかもしれません。しかし、新入生が強迫観念からしばしば陥る「新入生病」にならないようにしましょう。すなわち、<NOサークル、NO留学、NO恋愛=大学生活が充実していない>という考えを捨てるということです。「私はノンサーだし、大学全然楽しくないよ…」と思っているような人は、サークル以外の部分に理由があります。"楽しむ"という基準は人それぞれであり「ノンサーだから」「恋人がいないから」楽しめていないというのは、けだし"大学らしさ"というありもしないイメージに囚われすぎているのではないでしょうか。コミュニティの形式に縛られる方が、よほど大学生活が充実していないのではないように思われます。

また、サークルも1年生で入れなかったら「終わり」というわけでもなく、2年・3年でも入れるサークルはありますし、大学のくくりを超えた「学生団体」であればほぼ気にならなくなります。また、アルバイトの環境が楽しすぎて、サークルを「捨てる」学生も一定数います。要するに、人の数だけ大学生活のあり方は存在するのです。

この点について、2015年の『ミスター慶應GP』で準GPを獲得した小林廣輝君が興味深いメッセージを残しています(彼は筆者が在籍していた学生団体の同期メンバーで慶應大学の同学年でもありますが、そこは割愛)。最後に彼のメッセージを引用して終わりたいと思います。

僕は「大学リア充=自分が心から大学を楽しめているか否か」だと思ってるんで別に留年してようがバイト週8でやってようが友達0人だろうが大学リア充にはなれると思うんですがねぇ。
新入生諸君、「留学、彼女、サークル=リア充」とかいう芳ばしい公式には騙されないように。

出典:https://twitter.com/cultivate_new/status/699962334446419968?lang=ja

おわりに

新入生の皆さんにとってはややネガティブな内容になってしまったかもしれませんが、これは「楽しい大学生活」の陰に隠れた部分でもあります。各人の性格に拠るところも大きいですが、もし、入学後に「大学の雰囲気と自分が合ってない、もう疲れた…」と思うようなことがあったら、この記事の内容を思い出してみてください。「大学の楽しみ方」はいくらでも存在します。

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たかみ

慶應義塾大学法学部に在籍している2年生かつ、底辺高校出身、元学校嫌いの意識低い系。自分の経験を踏まえてモチベーション・自己管理などの記事を発信したいと思います。また、家庭教師・個別指導のアルバイト経験を活かして受験勉強に関する情報も発信できたらと思います。

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