【大学受験FAQ】受けた英語模試の復習をどのようにやったらいいですか?

【大学受験FAQ】受けた英語模試の復習をどのようにやったらいいですか?

「受けた模試の復習をやろうと思っているのですが、どのようにやったらいいんだろう?」という疑問は受験生にありがちなものだと思います。今回は、この疑問点について自分の経験を踏まえて解答できたらと思います。

はじめに

先生や予備校は「模試の復習をよーくしておくように!」なんてことをよく言いますよね。
しかし、実際に解答と解説をポン、と渡されても「何をしていいかわからない!」と思うでしょう。
今日は、筆者が実際にどのような復習をしていたのかを、経験を踏まえてお伝えできればと思います。

効果的な復習をするための手順

復習法そのものへ触れる前に、まずは「理想的な復習法」に行き着くまでの土台づくりの話から始めたいと思います。

自分の解答を問題用紙にメモしておく

当たり前のことですが、試験当時に自分が出した解答の番号は、問題用紙にメモや目印をつけておきましょう。また、記述や和訳も、本文で「解答の根拠」にした箇所に目印をつけておくなどして、大まかな内容と形を忘れないようにしましょう。

「解答を覚えてないけど復習する」のでは意味がありません。模試の復習の目的は、「自分がどのようにミスをして、どのようにそのミスを無くせばよいか」を見極めることなのであって、漫然と解き直しをしたところで得るものは少ないでしょう。

遅くても、模試を受けた3日後までには復習をする

これも重要です。せっかく解答をメモに残しておいても「なんでこんな答えになったのか忘れちゃった」となってはどうしようもありません。自分が「なぜ○番の解答を選んだのか」ということについてしっかりと覚えている期間に復習を終わらせてください。目安は3日後までです。それ以降になると、自分の解答までのプロセスはどんどん忘れていきますし、そもそも復習自体が「めんどくさいからやめよう」となりかねません。鉄は熱いうちに打ってしまいましょう!

解答解説冊子は確保!+もう一冊の新しい問題冊子を貰う

当然、模試終了後にもらえる解答解説冊子は絶対に忘れないようにしましょう。
また、可能であれば問題冊子をもう一つもらえるようにしてください。例えば英語や漢文であれば、解答のメモや、本文チェックマークなどが全く存在しない「まっさらの文」が手に入り、復習の仕上げとして、音読や黙読をするときに効果的です。また、もう一度解きなおしをするにしても、なにも書かれていない問題冊子を使えば、「模試と同じ状況」をセットすることができます。

復習にはノートが必須

英語の模試の復習をするときには、「ノート」を絶対に使って欲しいと思います。
もちろん、ノートを使わない学生もいるかもしれません。しかし、模試の問題は分量が多く、また解説冊子がかなり詳しく書かれているため、「ノートを使って大量の情報を整理し、自分の頭にインプットしやすいように処理する」ことが必要なのです。

本題:効果的な復習法と注意点は?

では、本題に入りたいと思います。

設問ごとに、「どうして間違えたのか」を重視してノートにまとめる

よく、「模試の出来がひどかったので採点したくない!」と言う学生がいますが、これは全くの間違いです!むしろ「間違いが多いからこそ復習の効果が大きい」のです。これから紹介する復習法は、まさに「間違いが多ければ多いほど効果的」になる勉強法です。

方法はシンプルで、以下の5つの流れでノートをまとめる作業を繰り返してください。
このフォーマットの場合、英語長文の設問の復習でも、文法問題の復習でも、英作文の復習でも使うことができます。

①間違えた問題を書く(長文の設問で間違えたなら設問の文章)

②自分の不正解の解答を書く

③解答に至った理由(どうしてこのような答えになったのか)をなるだけ思い出し、整理して書く

④解答冊子を使い、実際の正解と解説を書く

⑤なぜ④が正解だったのかを、解説を参照しながら書く(例:so~thatという構文になっているので、「…」という和訳になる。だから、○番を選択しなければならなかった。等)*書き写しはNG、自分の言葉に説明しなおす

⑥なぜ自分の解答が不正解だったのかを書く(例:単語がわからなかった、本文の内容を理解できていなかった、文法がわからなかった、設問の意図がよくわからなかった。等)

⑦このような不正解から、自分の弱点を見つけ、別の問題集などで「拡張」して復習し、まとめられるものはノートに書く。
(例:㈠問題Xでは仮定法がわからなくて不正解になったが、そもそも自分は仮定法のことはよくわかってなかったので、文法書を理解し直して例題をやってみる。㈡多義語が分かっていなかったので、単語帳の「多義語」欄をノートにまとめて復習してみる。等)

ひとつの設問ごとに、この①~⑦までの流れで、ノートにまとめてみてください。
確かに時間はかかりますが、かけた時間分のリターンがあります。
この方法だと、ノートを後で参照するときに使いやすいですし、「自分の頭で整理する」作業を繰り返すことで文法や構文解析に関する知識のインプットがより効率的になります。

そして、この流れの中で一番重要なのは⑥と⑦です!
どれだけ「自分のダメなところ」をあぶりだし、どれほど「穴を埋める」作業ができるか(=どれほど知識を整理してインプットできるか)が、復習が効果的になるかどうかの分け目になります。
むしろ、<⑥⇒⑦>をやりたいがためにわざわざ問題の復習をする、と言うことさえできます。

「ノート上手」にはなってはいけない

ただし、ここで注意しておきたいのが「ノート上手(解説の書き写しだけをして、見かけのノートだけは綺麗だが、実際に知識が自分に入っていない学生)」にならないことです。

上記の①~⑦の流れは確かに効果的なのですが、「理解+暗記」をしないでノートを作っても全く意味がありません。当たり前ですが、「自分は○○の知識が足りないから補強すべき」とはいえど、その「○○」の知識をしっかり暗記できなければ効果的ではありません。前段でも述べましたが、模試の解説冊子よりも、「弱点を発見したあとの文法書・文法問題・単語帳」に重きを置くようにしましょう!

おわりに

いかがでしたか。
繰り返しになりますが、模試に限らず、「復習」という行為の目的は「弱点発見⇒改善」のプロセスを行うことにあると思っています。人間がここまで進化してきたのも、このような「学習能力」があったからです。受験勉強を通して、この能力をより鋭敏にしていきましょう!

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Tutee 編集部

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