早慶レベルに難化?!立教大学の『英語』対策とおすすめの参考書

早慶レベルに難化?!立教大学の『英語』対策とおすすめの参考書

立教大学と言えば、明治大学と並んでMARCHトップを争う難関私大です。メインキャンパスである池袋キャンパスはアクセスも良くお洒落で、受験生の人気も高いのが印象的。しかし、流石の難関というべきか、『英語』入試問題もハイレベルな情報処理能力が求められます。

何割取れればいいの?過去問の傾向と配点、試験時間

立教大学の過去問は学部ごとに若干の差(例:文学部であれば20~30字程度の論述問題が設定されている、など)がありますが、基本的に立教大学の入試問題は大学で統一して数パターンの問題を作り、学部の入試日程ごとに問題を割り当てているため、学部ごとに問題の質が違いすぎる、ということはありません。(これは上智大学も同様です)

英語が占める配点の割合も、学部によって異なるものの、3教科500点で英語200点/国語200点/地歴100点、または350点で英語150点、国語100点、地歴100点といったパターンが多いです。いずれのパターンにおいても、英語の割合は大きいものになります。

立教英語の基本的な問題構成は

[1]英語長文読解(900~1200words)
[2]英語長文読解(900~1200words)
[3]会話文完成
[4]文法問題
[5]文章穴埋め補充(記述式)

という形になります。
試験時間は75分で、分量を考えると忙しい時間配分になるでしょう。
長文読解で出てくる英文の内容は歴史・科学技術・心理学・各国の文化についてなど、幅広いトピックについてのエッセイが多く、その分、専門用語・固有名詞などの単語が散見されます。単語は比較的難しいですが、全体の流れとしては理解しやすいので、パラグラフごとの要旨把握が必要になります。

目指す得点率としては、8割が理想的なラインです。MARCHレベルの場合、一般入試で3科目7割以上の正答率があればボーダーラインに乗ると言われていますが、英語の配点が高い上に分量と時間配分がタイトなので、英語を大きな得点源にしておきたいです。次の段では、そのラインを突破するために、文法問題編、②長文読解編と分けた上で、それぞれについての解説をしていきたいと思います。

長文・文法の徹底した対策を!特徴に基づいた解き方と参考書

文法問題編


文法問題の対策でまず必要になってくるのは基礎の力です。
すなわち、単語と文法のインプット→アウトプットの作業を繰り返し、知識としてしっかり頭に入れることが必要になってきます。長文の演習を重ねることも重要ですが、その前にはベースとなる知識が必須です。

それを示す例として、2016年度入試の大問4(文法問題)を見てみましょう。

[Ⅰ]

Our flight to Okinawa has been ( ) due to mechanical problems with the plane.

(イ)delayed   (ロ)extended  (ハ)prevented   (ニ)reserved

--
[Ⅱ]

Jeff wouldn't need to feel so busy all the time if he just learned how to ( ) his time.

(イ)follow    (ロ)guide   (ハ)manage    (ニ)rule

出典:www.toshin-kakomon.com

[Ⅰ]の答えは(イ)delayed、[Ⅱ]の答えは(ハ)manageです。

立教大学に限らず、MARCHレベルの難関私立大でしばしば出題されるのが、上記のような「単語の知識」を問うものです。文法の対策に加えて、このような『単語問題』と言えるような設問の対策をしておきましょう。単語帳をしっかり暗記すること、文法問題演習をこなしながら原理を理解することの2つが大切です。知識の面では、『システム英単語』『ターゲット1900』『Vintage』『英文法・語法頻出問題1000』など、早慶レベル合格者で使用率の高い単語帳・文法参考書がカバーしているものを理解・暗記できれば上記に示したような問題はほぼ解けるかと思います。詳しくは、下記のリンクも参照してみて下さい。

長文読解編

立教の英語は、制限時間に対する分量がシビアです。大問1と大問2合計で、大体2000~3000wordsほどの分量になります。また、出題される英文も幅広いテーマのものになるので、過去問の対策を重点的に行うことが求められます。特に、筆者が受験時代に立教の様々な学部の問題を5~6ヵ年ほどやりこんで感じたのは、『第一段落の要旨を理解することが何よりも重要である』ということです。(もちろんこれは立教に限った事ではないですが、特に立教ではその感があります)

その理由としては、立教では「歴史や固有の人物・組織をたどるエッセイ」が頻出であることが挙げられます。例えば、2016年度経済・法・異文化コミュニケーション学部の大問Ⅱのような「George Eastman(ロール型フィルムを発明した、写真用品メーカーKodak社の創業者)の成功までのあゆみ」といった内容のものが典型的ですが、このような人物についてのエッセイは固有名詞や難しい用語が多く読みにくいため、第一段落の時点で「Eastmanという男がどういう人物で、どのようなことをしているのか」というキャラクター像や人間関係などにしっかりと注目しながら読み進めていくことが求められます。他にも『フォークが発明された歴史』『中世人にとっての満月』『暗箱の発明』など、高校生が初見で理解するにはやや面倒な文章も出題されています。これについても、やはり第一段落をしっかり把握し、「これはについての英文なのか」という疑問に対する答えを見つけることが大切になります(第一段落でテーマを特定できるような情報が見つからない場合は、第二段落へ進んでいき、テーマを探す作業をしましょう)。

そのため、過去問対策を重点的に行うことが求められるでしょう。
ただし、過去問対策をするにしても、基本的な英文読解の素養は鍛えておく必要があります。上記に紹介したような参考書を活用し、文法と単語の知識を押さえた上で、『東進レベル別問題集』『やっておきたい英語長文』などの英文読解演習を重ねていくとよいでしょう。


まとめ

いかがでしたか。
内容をまとめると、

①立教の文法問題(空欄補充問題)は単語の意味を理解しているかどうかを問うものも多く、文法問題集だけでなく単語の学習が求められる。
②長文問題は、『テーマをつかむ』ことが難しいものが多いです。立教で頻出する『歴史・人物に関するエッセイ』の場合は状況の把握が重要。また、第一段落で『テーマを見つける』能力をつけるため、過去問や長文問題集の演習を重ねるのがおすすめ。

といったところでしょうか。とにかく基礎項目のインプット⇒演習の繰り返しが重要です。あきらめずに頑張ることが合格への道筋です。頑張ってください!

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たかみ

慶應義塾大学法学部に在籍している2年生かつ、底辺高校出身、元学校嫌いの意識低い系。自分の経験を踏まえてモチベーション・自己管理などの記事を発信したいと思います。また、家庭教師・個別指導のアルバイト経験を活かして受験勉強に関する情報も発信できたらと思います。

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