万全のセンター対策に!『英文法ファイナル問題集 標準編』のススメ

万全のセンター対策に!『英文法ファイナル問題集 標準編』のススメ

英文法を学習する上で欠かせないのが、①英文法の理解/②問題演習での定着ですが、この参考書は①と②の総仕上げとして活躍する問題集です。対応レベル・使い方を解説した上で、そのレビューを行っていきたいと思います。

はじめに

こんにちは。慶應大学法学部3年のものです。
今日紹介するのは、『英文法ファイナル問題集 標準編』です。
もしかしたら、表紙は見たことがあるかもしれません。

というのも…この問題集は、英文法参考書の傑作『Next Stage』などを世に出した「瓜生・篠田シリーズ」系列の本なのです!

下から二番目にあるのが『英文法ファイナル問題集 標準編』ですね。
瓜生・篠田シリーズのカバー広告でちょいちょい載っていて、「なんだか気になる」と思った人もいるのではないでしょうか。

この問題集は『総仕上げ用』としての扱いで、①標準編/②難関大編の2つがあります。
今回は、センター~中堅私大レベルの問題を総合的にカバーした①標準編についての紹介を行いたいと思います。

この参考書の特徴

この参考書は、前段の説明通り「瓜生・篠田シリーズ」の総仕上げ用問題集(標準レベル)として位置しています。シリーズものということもあって、問題の形式や体裁は『NEXT STAGE』『英文法・語法問題頻出1000』と同じようなものになっています。

実物はこのような形で、文法問題が2-3ページを『1回』としてまとめています。計10回まで収録されており、選択問題以外にも正誤指摘・整序問題なども載っています。文法範囲は幅広く、その意味でも総合的な文法力を求められるといっていいでしょう。

出典大学を見ると中堅~難関大まで広く揃っていますが、問題の内容自体は『Next Stage』や『頻出1000』で言うところの<必修~標準>程度の難易度で、どの受験生でも必ず出来て欲しいレベルの問題です。

解答冊子と問題冊子は別になっています。解答の欄はこのように、『元ネタとなった文法』カテゴリが存在します。解説はシンプルで、ここらへんはシリーズの血を継いでいるといってもいいかもしれません。解説に加えて、チェックリストが掲載されているものの、これはあくまで『総仕上げ用』なので、情報量や使いやすさで考えれば『Next Stage』などの網羅系問題に軍配が上がります。

この参考書の長所・短所

長所

一番の長所は、やはり「抜き打ちテストっぽさ」でしょう。
幅広いジャンルから特定の文法カテゴリに偏らず出題されているので、「仕上げ」としての性能はピカイチです。問題にレベルから言っても、センター大問2対策として使えます。また、解説はややシンプルなものの「ちょっと忘れてしまっていた」程度の項目をきっちりカバーできる情報はあるので、やりっぱなしにならないのも魅力です。

短所

本の性質上「網羅性のなさ」は目立ちます。
あくまでも総仕上げ用に出されているものなので、『Next Stage』や『Vintage』『Upgrade』といった網羅系の文法書・文法問題集をまともにやっていない学生が「ファイナル」という文言に惹かれて手を出してしまうと痛い目を見るかもしれません。

またこの問題集は、「ファイナル」とは言っても、あくまでも「どの文法範囲から突っ込まれても動じない練習をするための問題集」といった意味合いだと認識してよいでしょう。「これが全部出来たから文法は大丈夫だ」と思ってしまうと本番で泣く可能性が非常に高いです。

この参考書を使った勉強法

まず前提として、「文法網羅系の参考書をやり終え、数周して定着させたよ!」と胸を張って言えるレベルまでは知識を増強させてください。

問題自体は第10回までありますが、全体を通して難易度にそこまでのばらつきはありません。
文法基礎が終わった夏休み後/受験期の秋ごろに、1日1回ペースでコンスタントに解いていくのがいいと思います。

解答時間は回ごとに設定されています。実感ベースでは、5~10分ほど短縮した時間で解答を行った方が実践の練習になるかと思います。繰り返しになりますが、解答はシンプルなものが多いので、少しでも理解に詰まったら「Forest」系のしっかりした英文法書で復習するようにしてください。

この参考書をオススメするレベル


「Next Stage」レベルの文法網羅問題集を終わらせ(または数周した状態)、ある程度知識の定着がある高校生・受験生にオススメです。「頻出1000」をやりきったほどの学生であれば、やや物足りない内容かもしれません。

難しすぎるという人は→「Next Stage」等で文法基礎の再確認を行って下さい。
簡単すぎるという人は→「ファイナル問題集 難関大編」「英文法・語法頻出問題1000」「レベル別英文法問題集 level 5」

おわりに

いかがでしたか。

まとめると、
①「ファイナル」という言葉に騙されず、まずは基礎から
②あくまでも「練習用抜き打ちテスト」であることを忘れず、基本学習は網羅系でしっかり行う
ことを心がけてください。特質にあった使い方をすれば、学習のすばらしい効率化が実現できる本だと考えています。ぜひ、手に取ってみてください。

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たかみ

慶應義塾大学法学部に在籍している2年生かつ、底辺高校出身、元学校嫌いの意識低い系。自分の経験を踏まえてモチベーション・自己管理などの記事を発信したいと思います。また、家庭教師・個別指導のアルバイト経験を活かして受験勉強に関する情報も発信できたらと思います。

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