東大京大など旧帝大・一橋・外語大・早慶合格者が使っていた地歴公民参考書リスト

東大京大など旧帝大・一橋・外語大・早慶合格者が使っていた地歴公民参考書リスト

旧帝大・一橋・外語大・早慶の地歴公民はとても難しいです。そんな難関大学に合格する受験生は地歴公民のどんな参考書を使っているのでしょうか?tuteeが独自に集計した難関大学合格者アンケートをもとに、使っていた参考書数と使用人数の高い参考書をランキング化してみました。

はじめに

こんにちは。tutee編集部です。
旧帝大(※1)・一橋・外語大・早慶などの難関大学の在籍者113名にtutee独自のアンケートを取り、それに基づいて合格者が実際に使っていた参考書をランキング化しました。

母体数総数は113名(※2)で、日本史選択者64名、世界史選択者54名、地理選択者18名、公民選択者17名となっています。各科目ごとに使っていた参考書数と使用人数の高い参考書についてまとめています。なお、センター試験のみの科目選択者も含まれています。

※1 旧帝大は北大、東北大、東大、名大、京大、阪大、九大の総称。
※2 在籍者内訳:北大2名、東北大4名、東大12名、京大7名、阪大11名、九大1名、一橋15名、外語大1名、慶應21名、早稲田39名

目次

・合格者が使っていた参考書数

・合格者が使っていた参考書(日本史編)

・合格者が使っていた参考書(世界史編)

・合格者が使っていた参考書(地理編)

・合格者が使っていた参考書(公民編)

・まとめ

の6部構成でお送りします。少し章立てが長いですので、自分の選択科目の部分を読んでみてください。

合格者が使っていた参考書数

合格者が入試までに使っていた参考書の数を「地歴公民」「日本史」「世界史」「地理」「公民」の5パターンをヒストグラムでまとめてみました。まずは「地歴公民」についてです。

最も多かったのが2冊、次に3冊、4冊、1冊、5冊が連なっており、平均4.2冊となっています。このことから1〜5冊の参考書を使っている人が大半だと分かります。このメインボリュームの幅広さは、国立志望か私立志望かの違いが大きく影響していると考えられます。国立志望の人はセンター試験では地歴公民が2科目必要で、そのうち1つを2次私大で問われる場合が多いです。しかし、私立志望だとたとえ早慶であったとしても地歴公民は1科目で良いです。その違いによって1〜5冊と幅広く差が生まれています。ですので、自分の志望校や受験戦略によってどれだけの量の参考書を使うかが大きく変わってきそうです。

それでは次に「日本史」についてです。

最も多かったのが2冊で、次に1冊、4冊、3冊となっており、平均3.3冊となっています。ほとんどの人が「用語集+一問一答+α」という組み合わせで、参考書を使っていると考えられます。「+α」に入るのは人によって異なり、記述対策が必要な場合や独学で通史をする場合など色々な状況が考えられます。自分の状況を総合的に判断して、ゴールから逆算して必要な分だけやっていくのが良いと考えられます。

3つ目に「世界史」についてです。

最も多かったのが2冊で、次に1冊、3冊、4冊となっており、平均3.3冊となっています。世界史はほとんど日本史と同じようなヒストグラムであり、日本史同様の参考書の使い方が考えられます。

4つ目に「地理」についてです。

最も多かったのが2冊で、平均2.8冊となっています。2次私大レベルまで必要とする人とセンターレベルまで必要な人が混在していると考えられます。地理を2次私大レベルまで授業する学校は、日本史や世界史と比べると少ないです。そのため、2次私大で地理を選択する人はほとんど東大志望のみだと考えられます。一方で、センター試験のみで必要な人は一定数いることが考えられます。それら2パターンの人々が混在し、ほとんどの人が1〜3冊の参考書を使っているのだと考えられます。自分がどのレベルまで必要なのかをしっかり把握し、必要な冊数を使用するのが良いと思います。

最後に「公民」についてです。

最も多かったのが1冊と2冊で、平均1.8冊となっています。ここまでの地歴と比べると大きく異なり、0〜3冊というそれほど大きくない範囲に全アンケート被験者がいることが分かります。これは、ほぼ全員がセンター試験のみしか公民を必要としないからだと考えられます。ほとんどの大学では公民で2次私大の試験が受けられません(早稲田の政経などは受験可能です)。その影響で、このようなヒストグラムになっており、ほぼ全員がセンター対策用に1,2冊の参考書をやるというのがオーソドックスなようです。

合格者が使っていた参考書(日本史編)

それでは次に合格者が使っていた日本史の参考書を使用人数の大きい順に見ていきます。
各参考書名の横に括弧書きで「使用人数」と「使用率(= 使用人数 / 64人)」を載せています。

山川 日本史用語集(34人使用/使用率53%)

最も使用人数が多かったのは「山川 日本史用語集」です。早慶をはじめとした難関大でしばしば出題される超難問も、実はこの用語集にはひっそり載っていた…なんてことも。出題者・受験生双方にとって「山川 日本史用語集」がもたらす影響は大きいです。掲載される日本史用語は、赤字・太字・普通字の三つで重要度が分類されており、学習のよい目安になります。tuteeの過去記事に使用方法などが載っているので参考にしてみてください。

山川 日本史一問一答(32人使用/使用率50%)

次に使用人数が多かったのは「山川 一問一答」でした。「日本史の単語帳」のようなもので入試に必要な知識をインプットしたい受験生に圧倒的な支持を得ており、教科書と同じ構成で一問一答形式を展開しています。教科書ベースで学習している受験生に根強い人気があります。tuteeの過去記事に使用方法などが載っているので参考にしてみてください。

大学別の過去問(31人使用/使用率48%)

3番目に使用人数が多かったのは「大学別の過去問」でした。志望校によって頻出分野が異なってくるので、志望校の過去問を何度も繰り返し解くことで傾向に慣れることもできます。志望校合格にはとても大事になってきます。

石川晶康 日本史B講義の実況中継シリーズ(20人使用/使用率31%)

日本史の因果関係やストーリーを学べる「石川晶康 日本史B講義の実況中継シリーズ」がランクインしました。予備校の講義を文字で読んでいるようなわかりやすさ、解説CD付属、要点と頻出ポイントを押さえた解説、サブノートなど、受験生にとってありがたい内容になっています。tuteeの過去記事に使用方法などが載っているので参考にしてみてください。

東進 日本史一問一答(19人使用/使用率30%)

山川以外の一問一答でランクインしたのは「東進 日本史一問一答」でした。この表紙を見たことがある人も多いと思います。実際の入試問題を分析し、特に入試で頻出する用語・難関大が出題しやすい用語など、重要なものを一問一答形式でまとめてあり、山川より難しいとも言われています。

センター過去問(15人使用/使用率23%)

入試に直接関係する「センター過去問」がランクインしました。センター試験は幅広い年代を問われるので、基礎基本がしっかりしていないと安定して得点が取れません。ですので、基礎基本が固まっているのかの確認、そもそものセンター対策として使うのが良いと考えられます。

詳説日本史ノート(13人使用/使用率20%)

「詳説 日本史B(山川の教科書)」に準拠したノートに書き込む形式の参考書「詳説日本史ノート」がランクインしました。教科書太字レベルの重要事項について整理してまとめてあり、受験勉強の前の基礎固めとして使っている人が多いです。

実力をつける日本史100題(10人使用/使用率16%)

選択問題や記述問題の演習を行うための問題集「実力をつける100題」がランクインしました。この問題集は原始~古代から近現代まで、時代ごとに選択・記述がバランスよく混ざった演習問題が100題詰まっています。テーマ史・論述問題も含まれており、実践的な対応力を養成することができます。

詳説日本史研究(9人使用/使用率14%)

少し内容がヘビーな山川出版の「詳説日本史研究」がランクインしました。「詳説 日本史B(山川の教科書)」の文章をベースに、資料やより詳細な説明を追加したものだと認識してもらって間違いありません。厚さは日本史Bの教科書を2〜2.5倍にしたほどで、内容は重めですがこれ一冊で、難関大レベルに対応できる強みがあります。

上に載せた参考書以外にも「日本史Bよくでるテーマ別問題集」「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかるシリーズ」「日本史論述のトレーニング」「日本史論述演習141」などを挙げた人もいました。

合格者が使っていた参考書(世界史編)

それでは次に合格者が使っていた世界史の参考書を使用人数の大きい順に見ていきます。
各参考書名の横に括弧書きで「使用人数」と「使用率(= 使用人数 / 54人)」を載せています。

山川 世界史用語集(33人使用/使用率61%)

最も使用人数が多かったのは「山川 世界史用語集」でした。日本史同様に世界史の単語帳のようなものです。入試の9割(実感ベース)の解答を網羅する強さが支持の元となっています。tuteeの過去記事に使用方法などが載っているので参考にしてみてください。

大学別の過去問(25人使用/使用率46%)

次に使用人数が多かったのは「大学別の過去問」でした。こちらも日本史同様に志望校別の頻出分野に対応するため、何度も繰り返し解くことが志望校合格にとても大事になってきます。

センター過去問(22人使用/使用率41%)

3番目に使用人数が多かったのは「センター過去問」でした。こちらも日本史同様に基礎基本の確認やセンター対策として使うのが良いと考えられます。

山川 世界史一問一答(19人使用/使用率35%)

最も使われていた一問一答は「山川 世界史一問一答」でした。日本史同様に山川の一問一答が最も人気でした。世界史の単語帳みたいなもので、一問一答形式なので問題を解いて覚えるという最も効率的な勉強ができると思います。

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Tutee 編集部

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