東大京大など旧帝大・東工大・早慶合格者が使っていた物理・化学参考書リスト

東大京大など旧帝大・東工大・早慶合格者が使っていた物理・化学参考書リスト

旧帝大・東工大・早慶の物理や化学はとても難しいです。そんな難関大学に合格する受験生は物理や化学のどんな参考書を使っているのでしょうか?tuteeが独自に集計した難関大学合格者アンケートをもとに、使っていた参考書数と使用人数の高い参考書をランキング化してみました。

はじめに

こんにちは。tutee編集部です。
旧帝大(※1)・東工大・早慶などの難関大学の在籍者35名にtutee独自のアンケートを取り、それに基づいて合格者が実際に使っていた参考書をランキング化しました。

母体数は、35名(※2)で使っていた参考書数と使用人数の高い参考書についてまとめています。

※1 旧帝大は北大、東北大、東大、名大、京大、阪大、九大の総称。
   なお、今回は名大の物理化学受験者のアンケートは含まれていません。
※2 在籍者内訳:北大1名、東北大3名、東大6名、京大7名、阪大6名、九大1名、東工大3名、
   慶應2名、早稲田6名

目次

・合格者が使っていた参考書数

・合格者が使っていた参考書(物理編)

・合格者が使っていた参考書(化学編)

・まとめ

の4部構成でお送りします。

合格者が使っていた参考書数

合格者が入試までに使っていた参考書の数を「物理と化学」「物理」「化学」の3パターンのヒストグラムでまとめてみました。まずは「物理と化学」についてです。

最も多かったのが3冊、次に5冊となっており、平均4.0冊となっています。面白いことに中間の4冊は1人と少ないです。このことや奇数冊使用している人が多いことから、科目の得意不得意や志望校、分野別対策の有無などによって、物理と化学で使用している参考書数が異なっているようです。ですので、自分がどのような戦略をとって志望校に合格していこうと考えているかで、使用する参考書の数は大きく変わりそうです。

それでは次に「物理」についてです。

最も多かったのが1冊で、次に0冊、3冊、2冊となっており、平均2.1冊となっています。ほとんどの人が0〜3冊に集中しているのがわかると思います。その中で0冊と1冊に目を移すと、合わせて15人もいることから、学校や予備校の授業がとても良い人がここに当たるのではないかと考えられます。物理は暗記ではなく、理解する部分が多い科目です。そのため、授業を通して完璧な理解が得られた場合には、参考書をほとんどやらなくても合格する人が多いと考えられます。

最後に「化学」についてです。

最も多かったのが1冊と2冊で、平均1.9冊となっています。化学は物理と異なり、高得点を獲得するには理解と暗記の両方が必要であり、一定量の演習を積むことが大事です。そのため、演習量の確保やそもそもの理解向上のために1,2冊の参考書を使うのが良いのかもしれません。

合格者が使っていた参考書(物理編)

それでは次に合格者が使っていた物理の参考書を使用人数の大きい順に見ていきます。
各参考書名の横に括弧書きで「使用人数」と「使用率(= 使用人数 / 35人)」を載せています。

物理重要問題集(20人使用/使用率57%)

最も使用人数が多かったのは「物理重要問題集」でした。古くから人気があり、学校で配布されることもあるとても有名な参考書です。問題数は多いが、各単元の頻出問題がほとんど網羅されていることもあり、この参考書を完璧にするだけで十分に早慶以上の難関大学の合格点を取ることができます。tuteeの過去記事に使用方法などが載っているので参考にしてみてください。

物理のエッセンス(13人使用/使用率37%)

次に使用人数が多かったのはこれまた有名な「物理のエッセンス」でした。物理がよく分からない人、基礎から勉強したい人などにオススメです。分かりやすく説明が書かれているので、受験物理の入門にはとても有効です。tuteeの過去記事に使用方法などが載っているので参考にしてみてください。

名問の森 物理

3番目に使用人数が多かったのは「名問の森 物理」でした。物理のエッセンスの後に入試応用レベルの問題演習を行うにはバッチリの参考書です。一問一問丁寧に思考過程を追ってくれます。tuteeの過去記事に使用方法などが載っているので参考にしてみてください。

難問題の系統とその解き方(7人使用/使用率20%)

難系と略されることもある「難問題の系統とその解き方」がランクインしました。参考書のタイトル通り、難しい問題ばかりが載っている参考書です。そのため、多くの学生が手を出さない参考書ですが、早慶以上の難関大学の合格者からアンケートを取っただけあって、5人に1人が使用していたようです。tuteeの過去記事に京大生が書いた記事があるので参考にしてみてください。

セミナー物理(5人使用/使用率14%)

学校で配られることの多い「セミナー物理」がランクインしました。学校の履修と併行して進めていけると、履修したことの理解がとても深まるので基礎力がつきます。スタートの1冊目としては良いかもしれません。tuteeの過去記事に使用方法などが載っているので参考にしてみてください。

リードα物理(5人使用/使用率14%)

セミナー物理と並んで学校で配られることの多い「リードα物理」がランクインしました。セミナー物理と比べると問題が少し難しいかもしれませんが、こちらもセミナー物理同様に学校の履修と併行して進められると良いと思います。リードα物理に関するtuteeの過去記事はありませんが、セミナー物理と同じ役割を担う参考書なので、セミナー物理と同じ使用方法で問題ないと思います。

橋元の物理をはじめからていねいにシリーズ(4人使用/使用率11%)

学校で物理を履修していない人でも学習を進められる「橋元の物理をはじめからていねいにシリーズ」を使用している人もいました。初学者向けに書かれている参考書なので、内容を簡単だと感じる人が多いと思います。さらに、著者の橋元先生はイメージをとても大事にしており、人によっては合わない場合もあると思います。そこの見極めは大事だと考えられます。

良問の風 物理(4人使用/使用率11%)

物理のエッセンスと「名問の森」の間に位置する「良問の風 物理」もランクインしています。名問の森が難しいと感じる人は良問の風を使った方が良いと思います。解説も充実していて良い参考書ですが、難関大学を志望する場合にはこれだけでは少し心もとないかもしれません。時間的な余裕がある場合は、もうワンランク上の参考書もやった方が良いと思います。

上に載せた参考書以外にも「新物理入門」「わくわく物理探検隊」「過去問/センター類似問題」「塾の教材」を挙げた人も少数ながらいました。

合格者が使っていた参考書(化学編)

それでは次に合格者が使っていた化学の参考書を使用人数の大きい順に見ていきます。
物理同様に各参考書名の横に括弧書きで「使用人数」と「使用率(= 使用人数 / 35人)」を載せています。

化学重要問題集(23人使用/使用率66%)

最も使用人数が多かったのは「化学重要問題集」でした。やはり物理同様に有名な参考書なだけあって、使用していた人がとても多かったです。問題数が多く、重要な問題ばかりが載っている参考書なので、この参考書を完璧にするとある程度の問題は解けると思われます。ただ、無機などの暗記中心の部分は別途インプット用に他の参考書を使用するのもアリだと思います。tuteeの過去記事に使用方法などが載っているので参考にしてみてください。

化学の新研究(15人使用/使用率43%)

次に使用人数が多かったのは化学辞典のような役割を担う「化学の新研究」でした。この参考書は、多くの学生が化学辞典のような使い方をしています。受験化学に関する全てが載っているといっても過言ではないぐらい分厚い参考書です。問題などを解いていて分からないことがあっても、この参考書で探すと全て解決するでしょう。詳しすぎるぐらい様々なことが記載されているため、化学マニアのような受験生でごく稀にこの参考書で全て勉強しようとする学生がいますが、オーバーワークだと考えられます。ですので、辞典的役割だと割り切って使うのが良いと思います。tuteeの過去記事に使用方法などが載っているので参考にしてみてください。

化学の新演習(11人使用/使用率31%)

3番目に使用人数が多かったのは、レベルの高い質の良い問題がたくさん載っている「化学の新演習」でした。この参考書は、最も使用頻度の高かった「化学重要問題集」より難しい参考書です。この参考書自体はとても良いのですが、化学が苦手な学生や最初の参考書として使おうとしている学生にはあまりオススメできません。とは言え、化学を得点源にしたい学生は取り組んで損はない参考書だと思います。tuteeの過去記事に使用方法などが載っているので参考にしてみてください。

セミナー化学(7人使用/使用率20%)

学校で配られることの多い「セミナー化学」がランクインしました。こちらも物理同様に、学校の履修と併行して使用するのが良いと考えられます。化学はある程度演習を積むことが必要になってくるので、最初の演習用に使うのがとても良いと思います。tuteeの過去記事に使用方法などが載っているので参考にしてみてください。

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