東大京大など旧帝大・一橋・外語大・早慶合格者が使っていた国語参考書リスト

東大京大など旧帝大・一橋・外語大・早慶合格者が使っていた国語参考書リスト

旧帝大・一橋・外語大・早慶の国語はとても難しいです。そんな難関大学に合格する受験生は国語のどんな参考書を使っているのでしょうか?tuteeが独自に集計した難関大学合格者アンケートをもとに、使っていた参考書数と使用人数の高い参考書をランキング化してみました。

はじめに

こんにちは。tutee編集部です。
旧帝大(※1)・一橋・外語大・早慶などの難関大学の在籍者113名にtutee独自のアンケートを取り、それに基づいて合格者が実際に使っていた参考書をランキング化しました。

母体数は、113名(※2)で使っていた参考書数と使用人数の高い参考書についてまとめています。

※1 旧帝大は北大、東北大、東大、名大、京大、阪大、九大の総称。
※2 在籍者内訳:北大2名、東北大4名、東大12名、京大7名、阪大11名、九大1名、一橋15名、外語大1名、慶應21名、早稲田39名

目次

・合格者が使っていた参考書数

・合格者が使っていた参考書(現代文編)

・合格者が使っていた参考書(古典編)

・まとめ

の4部構成でお送りします。

合格者が使っていた参考書数

合格者が入試までに使っていた参考書の数を「国語」「現代文」「古典」の3パターンをヒストグラムでまとめてみました。まずは「国語」についてです。

最も多かったのが2冊と3冊、続いて4冊、5冊となっており、平均4.5冊となっています。平均冊数は大きな数字に引っ張られていますが、大まかに見ると2〜5冊程度の国語の参考書を使って志望校に合格しているようです。志望校によっては古典の部分で古文のみが問われる場合、古文と漢文ともに問われる場合があるので、それによって使用する参考書の数に差が生じているのではないかと考えられます。つまり、自分の志望校の出題傾向によってやる参考書の数が大きく変わりそうです。

それでは次に「現代文」についてです。

最も多かったのが1冊で、次に2冊、3冊となっており、平均1.5冊となっています。ほとんどの人が1〜3冊に集中しているのがわかると思います。現代文は問題文の読み方(どの接続詞に着目するかなど)を参考書や学校の授業、予備校の講義などで学んで、あとはひたすら演習をするというのがオーソドックスな勉強法かと思います。ですので、問題文の読み方や演習のための参考書が多いと考えられます。現代文は、学校の授業や予備校の講義で済ませてしまう受験生も多いので、自分の状況を考慮して必要な参考書をやっていきましょう。

最後に「古典」についてです。

最も多かったのが2冊で、次に1冊となっており、平均2.9冊となっています。また、3〜5冊の人も一定数いることが分かります。国語のヒストグラムのところで述べたように、古典は古文と漢文に分けられ、志望校によって出題範囲が異なります。そのため、人によって勉強する範囲が異なることが冊数にも表れていると考えられます。ただし、漢文が出題される大学はそこまで多くないので、多くの人はセンターレベルまでだと思います。

合格者が使っていた参考書(現代文編)

それでは次に合格者が使っていた現代文の参考書を使用人数の大きい順に見ていきます。
各参考書名の横に括弧書きで「使用人数」と「使用率(= 使用人数 / 113人)」を載せています。

大学の過去問(88人使用/使用率78%)

最も使用人数が多かったのは「大学の過去問」でした。使用率は78%と4人中3人は過去問を参考書として使っているようです。現代文は参考書や講義で読み方を学ぶ以外は、基本的には学んだ読み方をアウトプットすることが勉強のメインになるはずです。そうした場合に、受ける大学別で出題傾向が異なるので、過去問を何度も繰り返し解くのが効率が良いのでこの結果になったと考えられます。

Z会 現代文のトレーニングシリーズ(15人使用/使用率13%)

次に使用人数が多かったのは「Z会 現代文のトレーニングシリーズ」でした。このシリーズは現在、入門編、必修編、記述編、私大編の4冊から成ります(小説編は絶版になっています)。レベル別と志望別で4冊出版されていることもあり、個々にとって適した参考書を選べるメリットがあります。

河合塾 入試現代文へのアクセスシリーズ(13人使用/使用率12%)

3番目に使用人数が多かったのは「河合塾 入試現代文へのアクセスシリーズ」でした。このシリーズも基本編、発展編、完成編の3冊から成ります。解説もある程度丁寧に行われているので、自分のレベルにあったところから勉強を始めても良いかもしれません。

出口のシステム現代文シリーズ(13人使用/使用率12%)

シリーズ累計700万部以上発行されている「出口のシステム現代文シリーズ」がランクインしました。こちらも前述した2つ同様にシリーズなのですが、最も冊数が多く6冊です。ベーシック編、バイブル編、解法公式編、センター対策編、私大対策編、論述・記述編と細かく分かれています。出口先生は他にも現代文レベル別問題集なども出版しているので、他の出口先生の著書を使う予定がある人にとってはこのシリーズが最適かもしれません。

入試精選問題集 7 現代文(12人使用/使用率11%)

濃い青い表紙が特徴的な「入試精選問題集 7 現代文」がランクインしました。早慶レベル以上の参考書なので、過去問演習に入る前に行うのが適していると考えられます。他の参考書以上に詳しい解説があることも大きな特徴としてあげられます。

読解 現代文問題集シリーズ(10人使用/使用率9%)

5テーマに対して3問ずつ問題が収録されている「読解 現代文問題集シリーズ」がランクインしました。標準編と難関編の2冊から成ります。特徴として、文章の構成や語句の対応関係を視覚的に図示したリーディングNAVIというものが収録されています。また、正解を導く方法や考え方などが詳しく書いてあることも特徴の1つです。

河合塾 マーク式基礎問題集現代文(9人使用/使用率8%)

センター対策用の問題集の「河合塾 マーク式基礎問題集現代文」がランクインしました。センターの演習を行いたい人にオススメで、評論と小説が各10問ずつ収録されています。

上に載せた参考書以外にも「塾・予備校テキスト」「現代文と格闘する」など他の参考書を挙げた人もいました。

合格者が使っていた参考書(古典編)

それでは次に合格者が使っていた古典の参考書を使用人数の大きい順に見ていきます。
各参考書名の横に括弧書きで「使用人数」と「使用率(= 使用人数 / 113人)」を載せています。

大学の過去問(67人使用/使用率59%)

最も使用人数が多かったのは「大学の過去問」でした。古典でも現代文同様に過去問を参考書として使っている人が多いようです。大学によって、古文だけの出題なのか古文と漢文の出題なのかと大きく異なるので、そのことも影響してこのような結果になっていると考えられます。

古文単語ゴロゴ(48人使用/使用率42%)

次に使用人数が多かったのはゴロで古文単語を覚える「古文単語ゴロゴ」でした。ゴロで覚えることもあり、ある意味覚えやすく、とっつきやすい古文単語帳です。そのため、内容がかためな参考書が苦手で、これから古文単語を勉強してみようと考えている人にはオススメです。

マドンナ古文単語230(37人使用/使用率33%)

3番目に使用人数が多かったのは昔から人気のある古文単語帳「マドンナ古文単語230」でした。この単語帳は一つ前のゴロゴとは大きく異なり、単語1つ1つに語源などが詳しく紹介されている古文単語帳です。そのため、理解して覚えていくタイプの人にはオススメです。ただし、本のタイトルにも書かれているように230語しか収録されていないので、「マドンナ古文単語230」だけでは少し不十分な気もします。そのため、古文単語帳の1冊目として扱うのもありかもしれません。

早覚え速答法(20人使用/使用率18%)

漢文の参考書で最も有名な参考書の1つである「早覚え速答法」がランクインしました。早覚えとタイトルにあるように、必要最小限の暗記で漢文に慣れて点数を取れるようにしようという参考書です。漢文がセンターレベルのみだったら、この参考書で十分だと考えられます。

漢文ヤマのヤマ(19人使用/使用率17%)

1つ前の早覚え速答法と並んで、漢文の参考書で最も有名な参考書の1つである「漢文ヤマのヤマ」がランクインしました。東進ハイスクールの漢文講師である三羽邦美先生の著書です。66個の頻出句法を覚えるだけでセンター試験で安定して高得点が取れるようになると思います。漢文ヤマのヤマに関するtuteeの過去記事があるので、使用方法などは参考にしてみてください。

ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル(16人使用/使用率14%)

古文の文法を勉強する最初のステップに適している「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」がランクインしました。基礎的な文法事項30個がまとめられているので、これから受験勉強を始めようという人や一度文法をサラッとおさらいしたいという受験生にオススメです。こちらもtuteeの過去記事があるので、使用方法などは参考にしてみてください。

マドンナ古文常識217(13人使用/使用率12%)

マドンナ古文単語230の派生版である「マドンナ古文常識217」がランクインしました。平安時代にフォーカスしており、当時の世界観などが解説されています。そのため、古文読んでも背景知識がなくていまいち理解しづらいという人にはオススメです。

次ページに続きます。

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Tutee 編集部

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