最強の網羅系文法書!英語好きなら絶対読むべき『ロイヤル英文法』のすすめ

最強の網羅系文法書!英語好きなら絶対読むべき『ロイヤル英文法』のすすめ

『Forest』や『ブレイクスルー総合英語』など、英文法のイロハをシステマティックに網羅する参考書は数あれど、『ロイヤル英文法』ほど詳細で痒いところに手が届くものはありません。今日はそんな『ロイヤル英文法』の評判や使い方についてお伝えしたいと思います。

はじめに

皆さんは、どんな参考書を使って英文法を勉強しているでしょうか。
恐らく、多くの学生は予備校のテキストや、学校で配られる『Forest』のような文法書を使って勉強をしているでしょう。しかし、市販されている文法書やテキストは情報量もあり綺麗に整理されているものの『細かさ、網羅性』という点で考えると、これから紹介する『ロイヤル英文法』にはやや劣るかもしれません。

『ロイヤル英文法』は「英文法にまつわる疑問を解消してくれる」ことにおいては他のどの文法書よりも強い英文法参考書です。今日はこの参考書の紹介を行いたいと思います。

この参考書の特徴

『ロイヤル英文法』は、2000年に出版された網羅系文法参考書です。カテゴリとしては、『Forest』や『ブレイクスルー総合英語』などと同じく、文法単元ごとに詳細な解説を行うタイプの参考書になりますが、こと『ロイヤル英文法』は他のどの文法書よりも"網羅性"に優れています。

出版社のコメントでは、

「専門書のくわしさ」「学習参考書のわかりやすさ」「辞書の引きやすさ」の3要素がマッチした英文法書の決定版です。学校で学習者・授業者の間でよく問題になる事項を具体的に解説している「Q&A」欄も増えて充実しています。本書は,中国本土および台湾でも翻訳出版され,国境を越え幅広い多くの人々の英語学習に役立っています。

出典:https://www.amazon.co.jp

とのことで、出版社も『専門的・辞書的』な部分を推しに推していることがわかります。
実際、この参考書を使った人は『かゆいところに手が届く』『どんなに細かいことでも解説してくれる』と感じると思います。そこで、実際に『ロイヤル英文法』がいかに"かゆいところに手が届くのか"を見てみましょう。

例えば受験英文法のコアである"前置詞+関係詞"の文法について、一般的な参考書や予備校のテキストでは


"1杯のコーヒーは私に欠かせないものだ。"という意味の英文を作る場合、

① A cup of coffee is something which I can't do without.
② A cup of coffee is something without which I can't do.

の2つの表し方があります。

上記の文章のように、関係代名詞whichが前置詞withoutの目的語となっている場合
②のように関係代名詞の前に前置詞を置くことができます。

出典:筆者の脳内

といった『基本的な原理や文法ルール』の解説で済ますでしょう。(注:上の解説は筆者がかいつまんで作ったもので、実際の参考書やテキストではもっと丁寧です!)

しかし、『ロイヤル英文法』では更にもう一歩先の解説をしており、そこにこの参考書の真髄があると言ってよいでしょう。実際、上記のような<前置詞+関係詞>の段では、

関係代名詞の前に置かれる前置詞が
<as to>, besides, beyond, concerning, down, during, except, near, opposite, outside, round, since, up などの場合は、ふつう文尾には回さない。

例文:That was the meeting during which I kept talking notes.(あれは私がずっとノートをとっていた会議だった)

*as to や during を文尾に置くと不自然になる。

出典:『ロイヤル英文法 改訂新版』

といった、
『言われてみれば確かにそうなんだけど、そこも体系的に説明してくれるんだ!』というコラムまでついてくるのです。

これは<前置詞+関係詞>に限らず、どの文法項目でも同じように『あると嬉しいワンポイント説明』が充実しています。

この参考書の長所・短所・使い方

長所

『ロイヤル英文法』は、上段で述べたとおり「こんなことまでちゃんと説明してくれるんだ!」と感動を覚えるようなワンポイントアドバイスが充実しており、英文法を丁寧に学習したい人や、文法にまつわる疑問をしっかり解消したい人にとっては最高の参考書です。単なる受験参考書というだけでなく、『文法の専門書』『文法の辞書』といった要素も兼ね揃えています。

短所

一方で、英語が苦手な人が『ロイヤル英文法』で文法を0から学習しようとすると、痛い目を見るかもしれません。確かに、『ロイヤル英文法』は説明が細かく充実していますが、その分「基本ができていないとわかりにくい」点は否めません。

オススメの使い方

長所と短所を踏まえると、『ロイヤル英文法』をメイン文法書として活用するのはあまりおすすめしません。『Forest』のような文法書や予備校テキストなどですべての英文法を一通り学習したあとで、細かい点について疑問点を解消する形で活用するのが良いでしょう。

おわりに

いかがでしたか。
『ロイヤル英文法』はまさに『文法の専門書』と言ってもいいくらいの情報量を誇っています。
ちなみに、Casioの電子辞書『EX-word』にも収録されています。手に入りやすい文法書なので、ぜひ一度目を通してみてください。

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この記事のライター

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たかみ

慶應義塾大学法学部に在籍している2年生かつ、底辺高校出身、元学校嫌いの意識低い系。自分の経験を踏まえてモチベーション・自己管理などの記事を発信したいと思います。また、家庭教師・個別指導のアルバイト経験を活かして受験勉強に関する情報も発信できたらと思います。

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