力試しにちょうど良い!現役慶應生による、『私大・二次対策 世界史問題集』のススメ

力試しにちょうど良い!現役慶應生による、『私大・二次対策 世界史問題集』のススメ

筆者が受験生の時に使用していた世界史の問題集『私大・二次対策 世界史問題集』(山川出版社)』についてのレビューです。是非問題集選びの参考にしてみてください。

はじめに

こんにちは、慶應文学部3年のしがない女子大生です。受験生のみなさんは、夏に向けてそろそろ受験勉強に本腰を入れているのではないでしょうか。
こと世界史(日本史)に関しては学校でも入試の範囲の大方を習い終え、ここから本格的に試験対策が始まるかと思います。そこで今回は、私が受験生時代に使用していた世界史の応用問題集『私大・二次対策 世界史問題集』(山川出版社)のご紹介をしたいと思います。

この参考書の特徴

こちらの参考書の特徴は、何といっても「難関大学の過去問の寄せ集め」であること。早慶上智からMARCH、関関同立、日東駒専まで幅広く扱っているため、これ1冊で過去問を通して難易度を徐々に上げていくことが可能になります。
また、本書は「通史」「テーマ史」「論述問題」の3部から構成されています。特に、東大、京大、一橋大、阪大など難関国立2次の問題も掲載されているのは本書の大きな特徴となっています。。国立特有の何百字規模の論述問題を解くことができます。論述問題は時代の流れや一つの制度の変遷など、流れを正確に理解しないと解くことができません。そういった流れを頭の中で整理できるため、私大専願の人も論述問題を解いてみることをおすすめします。

この参考書の長所・短所

長所
やはり過去実際に出題された入試問題が豊富にそろっている点が長所だと言えるでしょう。不特定多数の過去問に触れることで、「試験慣れ」ができると思います。また、問題集内には首都大学東京が2005年に設立される前の当大学の名称である「東京都立大学」の表記があります。ここからもわかる通り、赤本や青本では手に入らないような過去問が、本書では手に入れることができます。

短所
参考書自体が応用編であるため、この本で基礎固めをするのは適切ではないかと思います。そのため、すでにある程度基礎が出来上がってから(高3の9月以降)に使用するのがより効果的といえるでしょう。基礎固めのためには他の一般的な問題集と併用することをおすすめします。

この問題集が難しすぎる高校生→『実力をつける世界史100題』(Z会出版)
この問題集が簡単すぎる高校生→志望大学の赤本

実際に著者が使っていた時期と成績の推移

参考までに、私が実際に高校生の時に本書を利用した時期と、その時期の成績の推移を載せておきます。

時期
高3の6月から受験直前まで。私は早い時期から、先に述べた『実力をつける世界史100題』(Z会出版)と併用する形で本書を使用していました。

成績の推移
<使用前>
高校2年生1月 センター試験世界史B 70点
高校2年生3月 河合塾記述模試世界史 偏差値60

<使用後>
高校3年生11月 センター試験世界史B 90点
高校3年生10月 河合塾記述模試世界史 偏差値65

この参考書を使ったおすすめの勉強法

1週目
全ての問題を解く。1日4ページ進めると2か月で終わります。間違えた問題にチェックを入れ、それをみて自分の苦手な分野がどこなのかを分析する。

2週目・3週目
1週目で間違えた問題と、その時分析した苦手分野の問題をもう1度解く。

4週目以降
自分の受験する大学の問題をピックアップして解いてみる。

私はこの問題集は4週回すのが限界でした。が、もう1段階難易度の低い問題集と併用していたので、十分に知識を固め、場数を踏むことができました。なので、先にも言いましたが、この問題集を使用するなら他の問題集と併用することをおすすめします。

さいごに

いかがでしたでしょうか。勉強の仕方は十人十色ですし、正解なんてありませんが、「もっと難しい問題を解きたい!」なんて意欲のある方は是非参考にしてみてください。世界史は最後の最後まで伸びる科目のひとつ。今は思うような成績が取れなくても、最後まであきらめないでください。

関連する記事

この記事のキーワード

この記事のライター

カテゴリー 一覧