5つのことを意識した夏休みの過ごし方 ー 受験生編 ー

5つのことを意識した夏休みの過ごし方 ー 受験生編 ー

夏は受験の天王山。そんな言葉を聞いたことがある人も多いと思います。夏休みにあれをやろうこれをやろうと色々考えているはずです。そのため、夏休み全体のスケジュール感なども大事になってきます。この夏の過ごし方をスケジュール感に注意してまとめました。

はじめに

夏は受験の天王山。そんな言葉を聞いたことがある人も多いと思います。言葉通り、受験生にとって夏休みは勉強漬けの毎日といっても過言ではありません。多くの受験生が、夏休みにあれをやろうこれをやろうと色々考えているはずです。しかし、色々と予定を立てるのはいいですが、少し無理な予定であったり、余裕がありすぎる予定を立てがちです。夏休み全体のスケジュール感を抑えつつ、5つのことを意識した夏休みの過ごし方をまとめました。参考にしてみてください。

1日15時間勉強

まず夏休みにどれだけの時間勉強すれば良いのかということですが、ズバリ「1日15時間勉強」をオススメします。「1日10時間勉強しましょう」と言われることも多いかもしれませんが、それより5時間多く1日15時間を勉強に割くことで他の人より合格に近づきます。
なぜ10時間ではなく15時間なのかというと、10時間勉強だと他の人と差がつかないからです。受験は点数という絶対評価で合否が決まりますが、そもそも他の受験生との相対評価での競争です。他の受験生より高い点数を取りたいならば、他の受験生より勉強量を多くするのが自然です。効率的に勉強をして質でカバーしようとする人もいますが、難関大学に合格するには一定以上の勉強量が必要です。その一定以上の勉強量を確保する絶好のタイミングがこの夏休みです。
仮に夏休みを40日とすると、夏休みの総勉強時間で200時間もの差が生じます。
①1日15時間勉強:40日×15時間/日=600時間
②1日10時間勉強:40日×10時間/日=400時間
この200時間の差が大きく合否に関わってくるので、この夏は1日15時間勉強を目標にしてください。
例として1日15時間勉強した場合の1日のスケジュールを記しておきます。7時間睡眠と十分な睡眠時間を確保しています。

7:00 起床
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|  朝食・身支度
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7:30 
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|  勉強(4時間30分)
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12:00
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|  昼食
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12:30
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|  勉強(6時間30分)
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19:00
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|  夕食
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19:30
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|  勉強(4時間00分)
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23:30
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|  お風呂・就寝準備
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24:00 睡眠

食事中も単語帳などの暗記物を行うのは良いかもしれません。
ここまで読んで、「15時間だとあまりにも長くて集中力が続かないじゃないか」「無駄な時間が生まれるのではないか」というような思いもあると思います。それはその通りだと思います。人間の集中力には限界があるので、集中が切れたなというときに手軽にできる勉強(例えば暗記など)をあらかじめ決めておけば、無駄な時間になりそうな時間も有効に使うことができると思います。

インプットの完成

さて1日15時間するとして、大雑把に何を意識していけば良いのかということですが「インプットの完成」を目標にしましょう。9月以降、志望校対策が本格化するため多くの難関大学合格者はアウトプット中心の勉強にシフトします。アウトプット中心の勉強に移行するには、9月に入るまでにインプットを完成させる必要があります。そのため、この夏休みがインプットに大きく時間を割けて、インプットの完成を目指す最後の時期と言っても過言ではありません。仮にインプットが不十分なまま9月に突入すると、十分な演習量を確保できず成績が伸びきらない可能性があります。以上のことより、何としてもこの夏にインプットの完成を目指したいです。

センター試験対策

さてインプットの完成を目指すべきと言いましたが、インプットの完成をどうやって確認していけば良いのかということに疑問が生まれます。その疑問を解消する手段としては「センター試験対策」が適しています。「夏の時期にセンター対策をやるのか」と少し面喰らった人もいるかもしれませんが、センター試験は教科書の内容しか問われておらず、基礎基本が身についてないと点数が取れません。各科目の基礎基本というのはある程度のインプットをベースにしているので、基礎基本レベルのセンター過去問で点数が取れるということはインプットが十分できているということを暗に意味しています。ですので、この夏にセンター過去問の演習、できれば10年分ぐらいを解ききり、8割以上を安定して取れるようにしましょう。
ただ、「2次私大レベルのインプットは確認できないじゃんという」ということを思った人もいると思います。確かにセンター過去問では限界があります。しかし、2次私大レベルのインプットの確認に割ける時間を十分に取れないのが現実だと思います。基礎基本レベル(センターレベル)の確認を行うだけでも多くの時間がかかるのは、わかると思います。そのため、まずは夏休みにセンター試験対策を十分に行うのがちょうど良いと思います。

模試受験

ここまでの内容をまとめると、「1日15時間勉強を行ってインプットの完成を目指し、センター対策をしましょう」ということでした。ここまで夏休みの勉強をどのようにやっていこうという話が中心でしたが、ここでは夏休みの勉強の成果を確認するための「模試受験」についてです。
夏休みの勉強がどれぐらい身についているのか模試で確認しましょう。「圧倒的な量を勉強して満足」ということも夏の終わりの1つの形としてありですが、結果にどれだけ結びついているのかを確認することをオススメします。前述したように夏休みはインプット中心の勉強でセンター対策を行ってきたので、センター試験レベルの模試の受験をすべきです。2016年の8月に受けられるセンターレベルの模試は大手だと東進のみのようです。

8/28(日)
第4回 センター試験本番レベル模試(東進)

また、東大京大を中心に冠模試と呼ばれる大学別の模試が夏に行われます。大手予備校の夏に行われる冠模試を一覧にしました。東大、京大、東北大、九大、名大の志望者は必ず受験しましょう。

8/6(土)・7(日)
第1回 東大即応オープン(河合塾)

8/13(土)・14(日)
第1回 東大入試実戦模試(駿台)

8/14(日)
九大入試プレ(代ゼミ)
第1回 東北大入試オープン(河合塾)
第1回 名大入試オープン(河合塾)
第1回 京大即応オープン(河合塾)

8/21(日)
第1回 京大入試実戦模試(駿台)

志望校対策

この項目は、得意科目のセンターレベルは完成しており、2次私大レベルに突入できる人のみの項目です。また、東大志望者と京大志望者にとって最も重要になってくる項目です。
センターレベルが完成している科目については「志望校対策」をすべきです。先に進める科目はできるだけ先に進み、科目に余裕を持つことが大事です。そのため、得意科目のみ志望校の過去問を解き始めたり、2次私大レベルの演習を行いましょう。特に、東大志望者と京大志望者は過去問演習をやり始めたいです。東大京大は過去問25ヶ年をしっかり解ききることが合格点到達にとても影響してきます。過去問25ヶ年を解くには夏から始めないと時間的に間に合いません。そのため、東大志望者と京大志望者にとっては最も重要なことになってきます。
センターレベルが完成している得意科目に関しては志望校対策をしましょう。

終わりに

夏休みに受験生は勉強するのが当たり前です。その当たり前の中で、周りに差をつけるにはそれ相応の努力が必要です。この夏、本当に志望校に合格したいと思うのであれば、本気で勉強してみてはどうですか?1日15時間勉強する勝負の夏にしましょう!

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se-ya

東京工業大学大学院修士2年です。最適化や統計学といったことを勉強しています。映像授業の予備校で4年間チューターとして高校生に受験指導してきました。その時の経験から、勉強の仕方や受験校選び、モチベーション管理など広くお伝えできればと思います。少しでも参考になることがあれば幸いです。

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