まず過去問を見てから勉強せよ!現役同志社大生による”夏からの”過去問研究論

まず過去問を見てから勉強せよ!現役同志社大生による”夏からの”過去問研究論

「10月~11月から赤本をやることにしよう」という受験生の判断は、果たして正しいのでしょうか。勉強嫌いで、偏差値が英語55、国語48、日本史58のフツーな受験生が、夏休み中に過去問研究を行って同志社大学法学部へ合格することで見出した「過去問研究論」の紹介です。

はじめに

皆さんこんにちは。私は同志社大学3年生のzuotouです。
受験時代は大阪にある普通の公立高校(なんとか進学校と言えるレベル)の生徒で、河合塾にも通いながら勉強していました。高3春の成績は、偏差値(河合模試)で言えば英語が55、国語が48、社会(日本史)が58でした。加えて私は人一倍試験勉強が嫌いでした。とにかく勉強したくない。自習室が怖い。机に立ち向かえない。ただ、この状況がやばいということだけは分かっていました。そこで、嫌いな勉強時間を減らすため、せっかくの小さな努力も無駄にしないために、同志社の入試問題の傾向を研究し、それだけに特化した勉強を続けました。結果一般入試を現役で合格することができました。

過去問研究のススメ

「研究」と書きましたが、決して難しいものではありません。

大事なのは

【①】
志望大学を1つ2つ決める

【②:夏休み前・夏休み中が望ましい】
その大学の入試ではどのような形式で、どのような問題が出るか把握する。
その大学の入試で必要ない勉強はしないと決め、求められる部分だけを対策する

【③:夏休み中が望ましい】
苦手な分野をつぶし基礎を完全にする

【④:9月以降が望ましい】
とにかく過去問をたくさん演習して傾向を掴む

出典:-

という計画の流れで勉強をすることです。この流れは夏からできると理想的です。

1つずつ見ていきます。

①はもうすでに皆さんできていると思います。要は目標を早く決めようということです。

②は赤本の問題を1つだけやってみるということです。自信がない方は解かなくてもいいです。それでも全ての問題に目を通して下さい。英語であれば穴埋め、選択肢、内容一致、正誤問題などいろいろあると思います。ですが各大学によって出題形式の比率が違いますし、出ないという場合もあります。同志社では文法問題が出ないですが、立命館はたくさん出ます。こういった情報と入試の難易度を知るために、一回でいいので過去問を必ず見てください。

③は夏にするのに一番良い勉強です。できるだけ苦手を確実に潰すために、「今日は~時間勉強しよう」ではなく「今日は~を理解しよう」という目標が好ましいです。時間は目標ではありません。何がなんでもこれ理解したるという意気込みが大事です。時間が余れば好きなことやって休憩もできます。
夏に勉強する実際の内容は、②で把握した入試の内容が基準となります。英語であれば、単語と文法が大事だとは耳にタコができるほど聞いていると思いますが、やる範囲や程度の差は大学ごとに違います。例を挙げると、立命館では難しい文法問題をやるべき(同志社必要なし)、関関同立であれば単語帳の一番難しい章はしなくていい等です。最後の章から単語がでるかもしれないという意見もありますが、そんなに難しい単語は秋にやる過去問演習から拾えばいいので、まずは基礎を押さえてください。

④9月頃に苦手を潰し基礎が安定すれば、あとはひたすら赤本をやるだけです。赤本は超大切です。過去の入試問題ですから、たくさん解けたら自信がつき、間違えても復習すれば解けるようになるわけで、1つも無駄な時間や作業がないからです。最低5年分、理想は7~8年分です。多くやればやるほどいいですが、集中力と復習の二点は忘れないでください。集中力があれば、スタバでしようが布団の中でしようが構いません。
復習も、問題が解けるだけでなく長文全てを訳せるくらいまで復習です。
私は机に座るのですら苦痛だったので、ずっと寝転がりながら赤本や歴史の教科書を熟読していました。同じ文章を何度も読み、膨大な単語もなんとなく覚えてくるようになり、長文に慣れてきます。問題文も当然読みますが、問題はあまり解かなくても大丈夫です。長文読めるなら問題は確実に解けるからです(といっても、体感ではこれだけで通用するのは関関同立・MARCHレベルまでで、早慶や上位国立では机に向かう勉強も必要だと思います)。

おわりに

非常に長くなりましたが、私が言いたいのは
①無駄な勉強しないために相手の大学を知ること(恋愛と同じ)
②集中力を持って過去問をし、徹底的に復習するのが一番の近道。
③そのために夏はしっかりとした目標を立てて苦手を潰し基礎を固める
の三点です。ただもっと大事なのは、自分にあった勉強方法で勉強することです。これらはあくまでも参考にしてください。
努力の方向を間違えなければ、必ず志望校に合格できます。自分にあった勉強法で受験生活を過ごしてください。応援しています。

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