ピリピリしてる?泣く子がいる?データから見る、受験本番の試験場の「リアル」

ピリピリしてる?泣く子がいる?データから見る、受験本番の試験場の「リアル」

入試本番の試験場が醸し出す「ピリピリ感」は、模試や定期テストとは違う異様さ。tuteeが保有する東大・京大・早慶等の合格者データから、そんな「試験場」でありがちなこと集計し、合格者に共通する行動・メンタルをまとめました。これから本番を控える受験生は、この記事に目を通して雰囲気に飲まれないようにしましょう!

はじめに

「自分の人生がかかっている」大学入試。本番の試験場は、模試や学校の定期テストとは違う異様な雰囲気を醸し出しています。特に、第一志望者が多い有名私大・国立大ではなおさらかもしれません。

今回の記事ではtuteeが持つ合格者データを基に、東大・京大・早慶上智等の先輩たちが経験した「入試本番の試験場にありがちなこと」をまとめてみました。これから本番を控える受験生は、これに目を通して雰囲気に飲まれないようにしましょう。

合格者が感じた「本番の試験場」あるある

独特の緊張感&ピリピリ感

合格者の体験をまとめてみると、どうやら「大教室」でやるタイプの入試がかなり緊張度合いが高いようです。解答用紙の配布・回収に時間がかかったり、「大学の象徴」のような教室に気後れするパターンが見られます。また、センター試験のような、大教室でやることが多い上に「ミスが許されない」タイプのものは受験生にとって大きな精神的ストレスになるようです。

非常に重苦しかった。浪人時は私と後ろの席の人の回答用紙が回ってこなかったためかなり焦ったことが忘れられない。(早稲田大学)

出典:tutee.jp

受験生一人一人がそれぞれの雰囲気を持っていた。大教室だったため、試験問題が配られたり、回収されたりするのに時間が結構かかる。その時間が一番緊張した記憶がある。(早稲田大学)

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緊張感があった。1教科目の数学が例年よりもかなり難しいもので、回収時すすり泣く声がちらほら聞こえた。(大阪大学)

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狭い教室だったので、それほど重苦しい雰囲気ではなかった。センター試験でのことではあるが、吐いていたひとが居たらしい。(一橋大学)

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重い雰囲気だったと思う。ただ、高校や予備校の同級生であろう人達が楽しそうに話している姿もあった。難化したと言われた数学の終了時には、お通夜のような空気が流れた。(一橋大学)

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高校3年の時(東大)は、教室も小さくて30人程度しかいなかったので張りつめた雰囲気とは感じなかった。浪人の時(京大)は、大教室であったことと、自身が浪人で後が無いことから勝手にピリピリした雰囲気を感じていたが、3つ前の席が予備校の友達だったのでいくらかは緊張がほぐれる環境であった。(京都大学)

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ぴりぴりしていたセンター会場と違い、みな普通な雰囲気でした。一瞬の気の緩みで大失敗するその場勝負のセンターと異なり、二次はそれまでの蓄積に左右される部分が多いからかと思います。(東京大学)

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教室の空調がおかしい

データを集計していると、教室の空調に関する悩みも多くありました。
多くの大学では空調は集中管理されているので、狭い教室は暑く・広い教室は寒くなってしまうようです。事前に自分が試験を受ける教室まではわからないので、運悪く体温調節ができなかった受験生も多そうです。

大学によっては500人規模であったり、逆に狭くて隣と近い場合もある。調べておく必要はある。また温度調整等も難しいので調整しやすい服装で行くべき。(慶應義塾大学)

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雰囲気に関しては予想を上回らない緊張感が漂っていたが、それよりも暖房がききすぎて異常に暑かったことが印象的だった。(神戸大学)

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狭い会場は暑く、広い会場は寒かった。広い会場では友達と会う確率が高かった。(早稲田大学)

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教室の暖房が効きすぎており、集中しにくい環境だった。別の教室で受験した友人は逆に効きが悪く、非常に寒かったらしい。(慶應義塾大学)

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当日が大雪で大幅に試験の開始時間が遅れた。教室がおんぼろで空調が効いておらず、寒い中で待たされることとなった。足が寒かったので穴の空いたスニーカーにトイレットペーパーを詰めて我慢していた。(東北大学)

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他の学生へのストレス

他の受験生にストレスを感じている人も少なくありません。

鉛筆の音や鼻をかむ音、すする音、なにかボソボソ独りごとを言っている声など…大学の教室は机が古く振動が伝わりやすいものもありますし、間隔が狭いこともありえるのでこうした「音のイライラ」は高確率で遭遇するでしょう。また、たくさん参考書や赤本を広げたり、ライバルを「威圧」するパターンもあるようです。

鉛筆の音がかなりうるさい人が隣に座ったため、気が散らないように集中するのが大変だった。(大阪大学)

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教室の机がすごくボロくて驚いた。隣の人の振動が伝わってきてとてもやりづらかった。(早稲田大学)

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隣の席の人が落ち着きのない人で、せわしなく動いていたため自分の席まで揺れてしまい集中力が乱された。(一橋大学)

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音を立てる人が多くて驚いた。ガムをたべたりペンをカチカチするひとが気になった。(早稲田大学)

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赤本を積み上げている人、英字新聞を読んでいる人がいて驚いたが、自分のペースを保つようにした。(上智大学)

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意外とワイワイしている人が多いので注意。(東京大学)

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合格者に共通する対策とメンタル


では、実際に本番に臨む前にはどうすればよいのでしょうか?
受験に成功した一定の学生たちの中では、3つの共通点が有りました。

体調管理と、事前情報を知ることが重要!

ありふれたことではありますが、勉強だけが大学受験ではありません。
「試験場に来て」「問題を起こさず試験を終える」までが大学入試です。
そのため、事前の情報把握と体調管理が重要です。特に、遠方から、慣れない都市の大学を受験する学生は留意する必要があるでしょう。

自身はお腹を壊してしまったので薬を持っておくのがおすすめ。あとは理科が3時間であったので日頃から集中する練習が必要である。(神戸大学)

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雪が降るほどにとても寒く、緊張も相まって手が震えていた受験生がいた。ホッカイロは必需品であろう。(慶應義塾大学)

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あまり覚えていない、東京は都会だから迷わないことに全力を尽くした。親から電車の乗り方の紙のメモを渡されたが、まったく信用せず駅員さんに頼りながら目的地に行こうとした。電車の乗り間違いが一番怖かったので早めに会場の近くにつくようにしていた。(慶應義塾大学)

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センター前に志望していなかった大学を受けたので,試験の流れを知らず,試験間の休憩でトイレに行って戻ってきたら教室に入れない制度だった.手ぶらで出てしまったので勉強もできず手持ち無沙汰だったことが印象に残っている.(神戸大学)

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「自分に自信をもつ」ことが重要

これがいちばん重要かもしれません。
自信がなくなったり不安になるのは、自分で満足行くほど勉強ができなかったからでしょう。
事実、合格者の学生には「やるべきことはやってきた。だから大丈夫だ」と構えられる人が多いことがわかります。
また、自分を支えてくれた人たちへの感謝の気持ちをモチベーションに昇華させている受験生もいました。

周りの人間が意外と賢くなさそうに見えた。自分がやってきたん勉強量に自信があるからかと思った。(大阪大学)

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静かだった。人を見た目で判断するのは良くないことではあると思うが、派手な格好の人から真面目そうな人までいろいろな受験生がいたので、頭のよさそうではない人を見つけたら、「あんな風な人もいるから大丈夫」と緊張しないように言い聞かせました。(早稲田大学)

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もちろん緊張感は感じたが、周りから変な影響を受けるほどは無かったと思う。自分に自信を持って。(早稲田大学)

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威圧感が半端でなかった。早稲田ということもあり、周りの生徒も必死で勉強してきた人たちばかり。その中で自分のやってきたことを信じて落ち着いて試験を受けることが大切だと感じた。(早稲田大学)

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誰よりも勉強した自信があったため、全員が自分より頭が悪く見えた。というより、無理やりそう思おうとした。(一橋大学)

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とにかく自分のことに集中し、今まで頑張ってきたものを吐き出すようなイメージで頑張っていた。(一橋大学)

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とうとうなんだな!と思い、今まで支えてくれた親への感謝の気持ちでいっぱいだった。またがんばれ、と先輩がメールをくれたのが嬉しかった。(慶應義塾大学)

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リラックスすることが重要

ここまで、受験本番の試験場はピリピリしている!と述べてきましたが、一部の学生にとってはそうでもないようです。下手に威圧しあってピリピリするより、自分の心を和やかにしてリラックスできる方法で試験に臨むほうがよさそうです。

トリンドル玲奈の妹が会場にいると噂になったりしていました。そのおかげで隣の席の人と喋ることができて雰囲気も和んだ気がする。(上智大学)

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教室内は洛南などの進学校の生徒が固まって騒いでいたりしていたため、勉強するというよりは外に出てリラックスしていた。(京都大学)

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試験監督の教授が笑かしてきた。(京都大学)

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おわりに

いかがでしたか。
「受験は水物」とよく言われますし、今年の受験がどのようなものになるかはわかりません。
それでも、合格者に共通する対策とメンタルは存在します。今できることを積み重ね、自信とモチベーションに変えて受験に臨んでいただければと思います。

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Tutee 編集部

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