実は全然違う?!現役慶應大生が語る商学部と経済学部の違いとは…??

実は全然違う?!現役慶應大生が語る商学部と経済学部の違いとは…??

現役慶應大生による商学部と経済学部の違いについての記事です。高校生だとイメージはつきにくいものですが、実際の必修の授業や卒業論文のテーマ等の実例を交えて説明しています。ぜひ参考にしてください。

こんにちは。現在慶應大商学部に通う4年生です。
私自身アルバイトで塾講師をしていました。その中でよく聞かれていたのが「商学部と経済学部の違いって何ですか?」という質問です。
実際私自身も大学受験時にはあまり理解できておらず、商学部に通っている理由は「合格したから」ということだけです。
ただ、入学してみると大学内で勉強していることは大きく違っているように感じます。
本日はその違いについて、実際の大学の授業の実例等を用いながら話していきたいと思います。

商学部と経済学部の違いとは

大学によってやっていることは異なっているとは思いますが、私自身の大学だと

・商学部
個々の企業の具体的な活動を学ぶ学問
・経済学部
企業が個々で活動する場である社会全体の仕組みや動きを研究する学問

というイメージかと思います。
よく言われるのは、経済学部は理論的、商学部は実践的という風に言われていますが大方間違いはないと思います。
実際、経済学部では理論等に基づいて現在の社会状態を分析する、商学部はその理論に基づいて企業の個別の経済活動について研究するというようなイメージです。

実際の慶應での必修科目・卒業論文の違い

上記のため、商学部と経済学部では必ず取らなければならない必修の科目が異なっています。必修科目はその学部で学ぶ上での基本的なベースとなる科目が多いですが、実際の慶應商学部、経済学部の必修を見てみましょう。

◆商学部
・微積分
・経済学基礎
等のいわゆる経済学に基本的な分野も必修となっていますが
・簿記
・経営学
・商業学(いわゆるマーケティングのような学問)
等が必修科目となっています。
以上のような学問を理解した上で、会計学を学ぶ人もいれば、経営学を学ぶ人、マーケティングや広告論を学ぶコースへとわかれていきます。

また卒業論文のテーマだと
・日吉商店街発展の阻害要因
・ビール市場における新規参入企業の選択
・セット商品の購買要因
・おまけ付き商品のおまけが与える消費者への影響
等を研究している人がいます。やはり、何となくイメージしやすいような、実社会に根付いていいるような研究をしている人が多くいる印象です。


◆経済学部
・マクロ経済学(国家全体の経済活動を考える学問)
・ミクロ経済学(家計や企業個々の経済活動を考える学問)
等の経済学の分野は必修となっています。加えてその経済学の分析等をするのに必要な
・微積分
・統計学
・線形代数(ベクトルや行列の応用版)
等、数学的な知識を必修としています。
以上のような基礎知識をつけた上で、経済の中でも環境にフォーカスした環境経済学、労働にフォーカスした労働経済学など、経済を作り上げる要素にフォーカスした経済学を学ぶコースへと分かれていきます。

また卒業論文のテーマだと
・NPO法人の経済学的意義とその現在の環境について
・既得権益構造の経済分析
・婚姻率全国最下位の秋田県の社会経済的背景
・私立中高一貫校における偏差値決定要因のミクロ計量経済分析
等を研究してる人がいます。現実の社会問題に対して経済理論を用いて分析を行う、というような研究をしている人が多く見受けられます。

どんな人に向いている??

理論を学ぶか、実践を学ぶか、どちらが自分自身に向いているのか、ということを考えると良いと思います。
私自身は、元々が文系的な思考の人間なので入ってみて商学部でよかったなと感じています。ただ、経済学部の友人では理論分析して実際の社会に当てはめて…という風に考えることに満足感を得ている友人もいます。
偏差値でいうと多くの場合、経済学部の方が高い大学が多いと思いますが、こう言った観点で自分自身の志望校選び、学校選びをすると、後悔のない受験ができるだけでなく、モチベーション高く学習にも励むことができると思います。
また大学以降の学習も考えてみると非常に有意義な志望校選択等もできると思いますので、下記リンクのような書評も勉強の合間に読むといいかもしれません。

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いまいける

慶應商学部の4年生です。 予備校で4年間、受験生の受験相談に乗っていました。 勉強法からモチベーション管理系、志望校の選び方まで幅広く高校生の皆さんのためになる記事を書けたらと思っています。ぜひ参考にしてください。

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