京都大学農学部に行くための「数学」の勉強法は?

京都大学農学部に行くための「数学」の勉強法は?

京都大学と言えば、東京大学と並び日本トップクラスの国公立大学です。各教科、二次試験の問題のレベルも高く、対策をしっかりしなければ合格は厳しいです。

逆に言えば、数学の点数が安定すれば一気に合格に近づきます。
例年難易度にばらつきはあるものの、取れる問題をしっかり完答するにはどうすればよいのでしょうか?

◆自己紹介

こんにちは。質問ありがとうございます。京都大学農学部4回生の者です。
私は受験生時代数学が大の苦手でした。というのも点数が安定せず、いい時はものすごくよいのですが悪い時もあるという状況でした。今振り返れば、自分の間違いやすいところや、習得できていない単元を的確に把握できていなかったからだと感じます。
そんな私でも京都大学農学部に合格しました。その為の数学の勉強法について書いていきたいと思います。

◆京都大学農学部の「数学」の特徴とは?

京都大学の理系数学は6題を150分間で回答します。一問にかけられる時間は約20~25分というところです。各大問の配点は30点または35点であり、30点配点の問題は比較的簡単なものであることが多いです。
小問がないので、出だしにつまずいてしまうとまるまる30点落としてしまうこともありえます。つまり部分点を与えることもあるので、しっかりと思考の過程を残していくことが大切になります。
また特徴としては整数問題が出題されることが多いです。
過去問の演習を重ねることによって、小問のない問題を解ききる力がついてくると思うので演習を積みましょう。

◆特徴に基づいて行うべき対策

対策として大きく二段階に分けられます。
①基本的・典型的な解法を習得する。
②複合された問題に対するアプローチの仕方を学ぶ。

学校の進度や方針などによって①②を同時進行で進めていく人がほとんどであると思いますが、自分は今どちらに力を入れる段階かをしっかり考えて取り組んでいきましょう。では、具体的な方法について書いていきます。

①について

この段階では解き方を考えるというより、解き方を知る・使えるようになると表現した方がよいかと思います。単元における典型的な問題に対して適切な公式・解法を用いる練習を重ねる段階です。数学ⅠAⅡBや数Ⅲの計算分野などに特に効果のある段階です。
また、数Ⅲに関しては公式がどのような考えの下導かれたかよく理解しておくことが大切です。「無限」に考え方やリミットのとらえ方などしっかりと習得しておくと②の段階で苦労しないです。
具体的には「青チャート」などを用いて学習します。例題はその単元で必要になる解法や公式の用い方について丁寧に書かれているので、それに一通り目を通して練習問題や章末問題で演習していきましょう。「青チャート」に掲載されている問題なら大方大丈夫だ、と思える段階に達したら、次の②に力を入れ始めましょう。

②について

①の段階は非常に大切で、現に京都大学を現役で合格した学生でも十分に行えていない人もいます。が、この段階がしっかりできていても二次試験対策としては十分ではありません。二次試験は問題をパッと見て解法がすぐに浮かぶ問題ばかりではありません。立体図形のように見えて最後は数列や数Ⅲ分野の計算をすることも大いにあります。
なので、京都大学の過去問やその他難関大学の過去問を使って十分に演習しておくことが大切です。

◆見込める得点と+αの学習

年度によって難易度に差があるので一概には言えませんが、上記の①の段階をしっかり行えていれば50~100点は取れるのではないかと思います。数学が苦手な方にとっては3完もできれば他教科の足は引っ張らないと思います。②の段階に十分に達していれば120~150点ほどの点数が取れるのではないでしょうか。
それ以上の点数を獲得したい受験生の方は、「京大の数学25カ年」の難易度の高い問題を解いたり、「大学への数学」など難しい問題や見たことのない問題に挑戦して、演習を積むとよいと思います。(個人的には、数学は波があると思うので、そこまで達している理系の方は理科の学習に時間を費やした方がより得点率を上げられると思います。)

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sakatani

京都大学 農学部 4回生です。 高校は洛南高校出身です。 中学高校では6年間柔道を、大学では4年間ボートをしていました。 大学では全国6位になりました。 要領のいい方ではありませんが、 限られた時間の中で目標をしっかり立てて、今までなんとか乗り越えてきました! 部活も勉強も両立したいという「文武両道」spiritを持った受験生を特に応援したいと思います。

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