京都大学農学部に行くための「国語」の勉強法は?

京都大学農学部に行くための「国語」の勉強法は?

理系の二次試験にも国語のテストが課されます。
理系受験生の多くは文系科目が苦手で、その分理科や数学で差をつけようとしています。
ですが、文系科目でしっかり得点することで少々の他科目でのミスをカバーできるので、ある程度の対策は必要です。
時間をかけず、効率よく国語の成績を安定させる方法とはどんなものでしょうか。

◆自己紹介

こんにちは。質問ありがとうございます。京都大学農学部4回生の者です。
私は理系なので、あまり国語の勉強に時間を割いたなという実感はありません。ですが、理系学部では文系科目を苦手とする受験生も多いので、そこで点数の差をつけることもできます(私は比較的点数を稼いだほうであると思います)。
最低限の時間でセンター試験、二次試験ともに満足いく点数を取ることができました。その中で大切だと思ったことを書いていきたいと思います。

◆京都大学農学部の「国語」の特徴とは?

配点について

まず、京都大学農学部はセンター試験の合計配点が350点ありますが、そのうち100点が国語の点数です。二次試験は配点700点のうち100点が国語の占める割合です。理系ですが、意外と文系科目である国語の配点があるほうなので、対策して損はないと思います。

構成について

大問3題で構成されています。大問1は文系理系共通の問題で配点は40点あります。第二問は理系学部の問題となっていて配点は30点です。第三問は古文で配点は30点です(漢文はほぼ出題されませんが、古文の中に漢文の一文が入っていてその部分を訳す問題などは出題された年もあります)。
内容としては、漢字の書き取り、傍線部の説明問題、要旨のまとめなどが出題されます。全体的に記述量が多いので、文章中の言葉を拾いながらどんどん字数を稼いでいく受験生が多くみられますが、あまり点数にはなりません。

◆特徴に基づいて行うべき対策

まず、漢字の問題はすべて正解しましょう。ここで全問正解しておけば精神的にかなり楽になります。直前期に漢字ばかり勉強するわけにもいきませんから、日々の学校の授業で扱う文章中の漢字を習得することや、毎週の漢字書き取りテスト(私の通っていた学校では毎週行われていました)などを利用して、自分の語彙力や漢字書き取りの力を磨いていきましょう。
現代文は、学校の授業で要旨をまとめる訓練を積み、それとは別に「出口のシステム現代文シリーズ」で国語の問題の解き方を学びました。現代文は自分一人で勉強するよりも、何年もその教科を教えているプロである先生とともに勉強した方が確実に伸びます。学校の授業などを大切にしましょう。
古文は学校の授業で扱った文章の復習と、直前期に京都大学の過去問を7年分解き学校の先生に添削していただきました。勉強方法としては、常に「品詞分解」を丁寧にし、直訳を心がけました。自分はこの文章がわかっているんだというアピールが大切だと思います。古文単語もある程度頻出なものは覚えてしまう必要があります。私は学校で配布されたオリジナルの単語帳を使っていましたが、「マドンナ」シリーズや「ゴロゴ」シリーズでもいいと思います。覚えやすいものを使ってください。

◆見込める得点と+αの学習

センター試験は10年分ほど解き、時間や形式に慣れると160点以上は確実に獲得できます。二次試験は上記の勉強をしっかりしていれば、40~50点くらいは取れると思います。
理系のみなさんでしたらこれだけ取れれば十分合格点に達すると思いますし、これ以上の点数を取ろうとするより他の科目で高得点を狙った方が効率がいいと思います。
加えてやることといえば、古文や現代文の語彙力を増やすことでしょうか。知っている単語が増えれば詰まることが少なくなります。また、日頃から評論系や学術系の文章を読みなれておくとよいと思います。
これで回答を終わります。理系といえども、最低限の対策は怠らずにしましょう。

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sakatani

京都大学 農学部 4回生です。 高校は洛南高校出身です。 中学高校では6年間柔道を、大学では4年間ボートをしていました。 大学では全国6位になりました。 要領のいい方ではありませんが、 限られた時間の中で目標をしっかり立てて、今までなんとか乗り越えてきました! 部活も勉強も両立したいという「文武両道」spiritを持った受験生を特に応援したいと思います。

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