元東進スタッフが語る東進のメリット・デメリット

元東進スタッフが語る東進のメリット・デメリット

現役慶應生、元東進のスタッフが贈る東進のメリット、デメリットです。近年では林先生などのメディア露出も相まって乗りに乗っている東進。予備校を検討している方は参考にしてください。

こんにちは。慶應商学部4年生です。本日は映像授業予備校「東進ハイスクール」の使い方について紹介したいと思います。
私は高校2年の初めから生徒として通い、その後アルバイトでスタッフとしても働いていました。
そんな私から見たメリット、デメリット両方をお伝えしたいと思います。予備校をお探しの方はぜひ参考にしてください。

東進の特徴

全国におよそ1000校舎展開する東進ハイスクール並びに東進衛生予備校
昨年は東京大学にも700名以上輩出しており、林修先生を代表する講師陣のメディア露出もあって、今一番乗っている予備校といっても過言ではないのではと思います。

東進の最も大きな特徴は「映像授業」専門の予備校ということでしょう。
一部東大志望者用の授業を除けば、すべてがインターネット配信の映像授業にて行われております。そのため、自分の都合に合わせた勉強計画と、全国津々浦々で有名講師の授業を受けることができます。
校舎の規模自体は大手予備校を「デパート」と表現すれば、東進は「コンビニ」と表現されています。校舎の箱自体は小さく、生徒数も校舎によりますがそこまで多くないのでアットホームな雰囲気と言えるでしょう。また、入学すると社員1名、大学生スタッフ1名の計2名が学習をサポートしてくれるアドバイザーとしてついてくれます。

東進のメリット

映像授業

先にも述べましたが映像授業なのでいつでもどこでも有名講師の授業が受けられるという点は非常にいいと思います。私自身も部活生だったので部活を終えて20時頃から授業を受けるという生活を送っていました。また、学習が進んでいない高校生は基礎の基礎から、逆に成績が良くて先取りの学習を進めたいという高校生は、低学年からそれこそ志望校対策の授業を取ることができます。

答案練習・過去問演習講座の充実

高校3年生の直前期になると開講される「答案練習講座」と「過去問演習講座」は非常に高い質だと思います。いわゆる2次で聞かれるようなアウトプット学習をプロの目線で添削してくれる講座です。返却スピードも繁忙期でも1週間以内には返ってくる点、再添削まで対応してる点など、2次向けの学習をする上ではもってこいの講座です。

講師の質

講師の質も非常に高いように感じます。基本的には大手予備校のトップ講師や著書などがたくさん売れている講師をヘッドハンティングしていく方式で講師を揃えています。講師の数も少ないためレベルの高い講師の授業を受けることができると思います。

学習環境

先にも「コンビニ」という風に表現しましたが、地元密着型であるため大きな駅に行かなくてもあるという点は非常にいいと思います。特に休日などには自習室が利用しやすい点は他予備校に比べて優位でしょう。また年中無休で、平日であれば22時近くまで校舎が開館しているので、学習時間の確保もできると思います。

担任制の充実

大学生スタッフによる週1回の学習管理面談、月1回の社員による模試の帳票などを見た面談が必ず行われています。他予備校では生徒数も非常に多く一人一人に目が行き届かない場合が多いですが、東進ではスタッフが基本的に親身に相談にのってくれます。

定期的な模試とフィードバック

模試も東進の1つの魅力の一つだと思います。メリットとしては

①どの学年でもセンター試験本番レベルの模試を受けることで絶対評価で自分の位置を知れる。
②帳票返却のスピードが1週間と非常にはやい
③2ヶ月に1回と回数が多い

の3点が挙げられます。2ヶ月に1回、センター試験レベルの模試を受けつづけることで過去問演習とほぼ同様の効果を得られることができます。また毎回同じ難易度である点、帳票がすぐに返ってくるという点で、自分の学習計画や進捗状況を図る試金石とすることができます。

東進のデメリット

映像授業のみしかない

映像授業しかないため向いていない高校生には合わないかもしれません。基本的には「授業を見ながら講師の言ったことを理解し自主的に学習できる人」ではない限り、成績は伸びないでしょう。授業中は見回りはいるものの、一人ひとりの生徒をチェックすることはできないので、サボることも可能です。
特に先にも述べたように、東進講師は非常にレベルが高いです。そのため聞いただけでわかった気になってしまう場合も多いにあるため、しっかりと体験授業を受けた上で検討することをおすすめします。

学費面

学費面は他予備校と比べて高いとは思います。
高校3年間のおよその印象だと
入学:50万円
夏期:25万円
冬期:25万円
程度だと思います。授業の時間あたりの学費は他予備校と比べてもそこまで高くないようですが、提案される量は非常に多いので、家計と相談したほうがいいように思えます。

担任制度のミスマッチの可能性

東進では特に担任制度が重要なように思っています。
基本的に映像授業なので自由に学習できる部分もあって、計画を立てることが非常に重要です。

社員の方は多種多様な研修や勉強会などに参加しており、指導経験もありますが、大学生スタッフは基本的に自分の受験のみしか経験していません。そのため偏った経験であったり、いわゆる上から来たノルマ通りの指導しかしない、という場合も少なくないようです。またスタッフの数にも制限があるため、受験期にもかかわらず、「早慶文系志望なのにMARCH理系の人が担当している…」というような状況もあるように思えます。

私自身の場合、指導経験をつんだ3年目以降は東大志望であろうと医学部志望であろうと、ある程度高い目線で指導することができました。しかしながら、受験を終えたばかりの時は、「東大ってどういう風に勉強したらいいんだろう…」と感じながら、自信を持てず指導していたように思います。
多くの校舎では大学生スタッフのプロフィールが貼られています。入塾前にはそのような掲示を確認した上で、入塾を検討すると良いでしょう。

受験を超えた指導

これはメリットとも取れればデメリットとも取れるように思いますが、合わない人には合わないと思うのでデメリットの欄に入れようと思います。

東進では受験勉強の指導以外に「夢指導」というものも積極的に行っています。
「なんのために大学に行くのか、そもそも大学に行った後どんなことをしたいのか」そういったことを生徒とスタッフが共に考え、発信していくという文化が根付いています。
個人的には、そういったことを高校時代から考えることは、勉強のモチベーションを管理する上でも非常に有用なことだと思っており、またこのような指導をする予備校は他に例を見ないので、メリットかなとも感じております。

ただし、それはあくまで勉強をしっかりするという前提の元です。
校舎によっては生徒の状況を顧みず、「夢について考えなくてはならないんだ!」と押し付けて指導するスタッフもいるようです。また、そういったニーズを持っていない生徒にとっては、時間が無駄だ、と思ってしまうかもしれません。

どんな高校生におすすめか

上記のメリットを考えると、「時間関係なしに質の高い学習をどんどんしていきたい」という人におすすめです。具体的に言うと

・部活と勉強の両立をしたい高校生
・低学年時から先取りで学習を進めたい人
・今まで勉強してこなかった分、どうしても追いつきたい人

というような高校生に向いていると思います。
基本的には「親に言われたから、先生に言われたから、周りがやってるから」という高校生には向いていないかと思います。そのような状態で授業を受けていると只々映像を垂れ流しているだけの状態になってしまいます。実際に授業を受けているのに成績が伸びない、という生徒も私自身多く見てきました。もちろん、スタッフは親身になって相談を受けますが、やはり勉強するのは自分自身だと感じます。

最後に

いかがでしたか。
予備校は受験を成功させる上で非常に便利なものです。
しかしながら入塾すると金銭面だけでなく時間も多く取られ、合わない予備校に入ってしまうと遠回りにもなってしまうと思います。
なんとなくみんなが入ってるから、近くにあるから、と考えるのではなく、各予備校のメリット、デメリットを比較した上で検討していただければと思います。

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この記事のライター

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いまいける

慶應商学部の4年生です。 予備校で4年間、受験生の受験相談に乗っていました。 勉強法からモチベーション管理系、志望校の選び方まで幅広く高校生の皆さんのためになる記事を書けたらと思っています。ぜひ参考にしてください。

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